『TPP亡国論』~日本はどこへ行く~
中野剛志さんの『TPP亡国論』を今さらながら読みました。
その感想をまとめていこうかと思います。
世界情勢
ざっくりとアジア通貨危機からの世界情勢が述べられておりまして、それが非常に分かりやすかったのでまとめてみました。
私の浅い理解とざっくり過ぎるまとめです(笑)
アジア通貨危機がリーマンショックへとつながっていったのではないか、というのは初めて知りました。
無視する日本
世界情勢的には日本が内需を拡大して経済成長し、輸入を拡大してくれればいい感じだったんですが、真逆の日本も輸出するぞーとTPPに前向きになってしまうという。
なにやってんだよと言わざるを得ない。
国民のための政治を
なんでこういうことが起きるかというと国民のために政治をする気がないからですよね。自由貿易はデフレ圧力が強まりますから、日本ではそんな政策はとるべきではないはずなんです。何か成果を残したいというよこしまな気持ちで政策を取っているのかなぁと思ってしまいます。若者の政治離れというよりは政治の若者離れ。未来に向けて豊かな国を作ろうなんて意志が見えない。
まとめ
アメリカがTPPから抜けた今どういう状況なのかは分かりませんが、9年経っても政治家は国民を向いてくれていないんだなぁとちょっと悲しくなりました。
国民のために政策をうってくださる政治家が出てくることを祈ります。
いただいたサポートは就職活動の交通費などに充てようと思っています。