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海の向こうの美味しいもの その1

イスラエルに来て1番おいしいなと感じたのは、野菜とパン。キャベツでもトマトでもとにかく新鮮、でも高いからお嫁さんは効率よく献立をたてて使っている。きゅうりも北海道の寒さに当たって、苦くて中が黄色くなったのなんてありえない。

折れた断面を見せるきゅうりも混じる

日本のスーパーなどではきれいに並べてあっても、奥から品物を取り出して手前取りしない人たちもみかける。連れて行ってもらった、テルアビブのスーパー二店舗では、たまたま人もいなくて、選んだり日付を見て買ったりという人をあまり見かけなかった。それで、お嫁さんに手前取りとかの決まりはないのかと聞いてみた。

すると、とくになく、たとえばお菓子などは日付などはみないで買うが、卵は洗浄しないので、割れたり鳥の毛や糞がついているので、できるだけきれいなものを買うようにしていると言う。やはり卵かけご飯は日本で食べるしかないのも納得。写真は気持ちの良いものではないのでカット。

日本と同じ味の茄子うまし


鶏肉は皮をむいたものが多く、皮がついているのは手羽先だけ。豚肉は宗教的な理由から売っていない。今回餃子を作るのに豚肉やベーコンを買ったのはロシア人の店。日本では考えられない位高い。息子に値段を教えてと言ったら、断られた。

ベーコンも皮付きのままの塊。アラビアータに入れる時も、自分で皮をとり、小さく薄く切らなければならない。五目あんかけ焼きそばに入れる豚バラ肉は脂肪の方が多いんじゃないかと言う位、おおざっぱな見た目である。

ごろごろベーコンのアラビアータ

外食は日本の3倍以上の値段(カフェなど)がするので、息子夫婦は2人とも本当に料理が上手になった。特に食べることについては心配があったが、台所に日本食が山のように溢れていて、当惑するほどだった。察しの良い皆さんは、お分かりになったと思うけれど、理由は後ほどまた書こうと思う。

店員さんが商品の入れ替えをしている

息子が言うには、テルアビブは基本コーヒーはカフェラテ。ドリップしたコーヒーはない。この大型スーパーもカフェラテ一択。あとはフレッシュジュースぐらいだった。

ピザとオレンジジュース

今回は、20数年前、ベンユダ通りのアラビーの屋台で2つに切ったオレンジを何個も使って作ったフレッシュジュース飲んだのを思い出して、頼んでみた。その味にはかなわないが、日本の100倍おいしい、へんに甘くないし、えぐみがない。ピザのサイズは大きめだが、コストコのものよりは小さい。生地はクリスピーなので、若者なら3枚ぐらいはいけそうだ。

旧約聖書の申命記の12章あたりに食物の規定が載っている。『子ヤギをその母の乳で煮てはいけない』を守っていて、チキンやビーフといった肉の乗ったピザは、チーズと一緒に食べられない。

イスラエルのチーズは最高においしいので。チーズとオリーブとコーンのピザにした。もちろん息子のおごりで。😁

続く

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