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カウンセリングと解決志向アプローチ

思い出すことで傷つく友へ

 この文章を書いたとき、私はカウンセリングの勉強始めるとは思っていなかったので、親友にどうしてあげたらいいのだろうと悩むばかりだった。

 先日、授業の時、ソリューション・フォーカスト・アプローチ(解決志向アプローチ)について習い、彼女にどう対応すべきなのか少し見えたような気がした。

 彼女はあくまでも古い友人であり、自分がカウンセリングすることはできないが、この解決志向アプローチと言うものを使えば、過去は問わないと言う形で、今抱えている問題をポジティブに解決していく方法を一緒に考えることができるのかもしれないと思った。

カウンセリングと言うと、病歴や養育歴や家庭環境、今までの仕事、実社会での人間関係など、過去にまつわるその人のことを色々と傾聴して判断していくものだと言う考えが私の中にあった。がしかし彼女の話を聞いていて、相手が医者であっても自分の過去を他人に伝えるのは本当は辛く大変なことなのではないかと感じた。

 私にとっても、今までいろいろやらかしてきた過去を思うといなくなってしまいたい。主人や周りの人に申し訳ないと言う気持ちでいっぱいだ。ただ、そこに戻ると全く進めなくなる時もある。そしてそれを発達障害のせいにはしたくない。あくまでも、自分がやってきたこととして自覚し、今もわからない相手の気持ちを探りながら前に進むしかない。

自分自身の問題解決のためにも、このアプローチを使ってみたいものだ。すべての橋を焼き切って逃げ回ってきた私。他人とのコミニケーションのための橋をまたかけよう。



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