USJ編(2)〜合唱道中〜
5年ぶり3度目のUSJ。
9月29日金曜日
午前2時に家を出る。
学校休ませ仕事も休業。平日を…狙う!
ほぼ満月の月を戴きながら、深夜高速。
車の中では娘と私のカラオケ合戦。
朧な歌詞でおぼろに歌う。
いろんなジャンルの様々な曲がランダムに流れてくる。
うろ覚えでも堂々と間違えながら、各々好きに歌い上げる…だが、足りない…アレが足りない…。
バカの成分がだいぶ足りない…アレを使うしかあるまい。
聴き慣れると面白さに慣れてしまうからと、普段は封印しているミュージックフォルダ『ばか』をここぞとばかりに解き放つ!
(↓脳を溶かしたいそこの貴方!躊躇わずにON↓)
いんまに、さかぁなもぉ、くえなくなぁるさぁwwヘドロンガガガガガガwww
コレをモノマネしながら歌う狂気の車内!!!
子供たちから歓喜の雄叫び!ちょうだい、ちょうだいおかわり連発!!
わんぱくどもめwあわてなさんな、ほらほら、聴こえる狂気の歌が!
(↓貴方の知らない貴方が目覚める!解き放て!↓)
ドンズバ、ドンズバ、ドンズバァ…脳が溶けちゃうw溶けちゃう溶けちゃうwww
娘も息子も「腹がドンズバしちゃうwwwドンズバおかわり!」
「ドンズバは、黙ってリピートこれは常識!」とご満悦。ハイテンションで唄いあげる!
ドンズバ、ドンズバ、ドンズバァ〜♫
こんなんばっかり流れる車内。
大歓喜する子供達。
サービスエリアで口遊む、
子どもの口から由美かおる。
物色しながらドンズバる
戸惑うレジ打ち横目にしながら
物色しながらドンズバる。
子どもの口から由美かおる。
令和の夜にこだまする。
その様を、月のように冷たい面で黙ってみている白鬼女が一人…。
まあるい月が、絹糸のように細い光を静かに放ち、蒼白く奔る。空を奔る。
車は走る、ドンズバ走る。
どんどん流れる満たされてゆく。
明るいバカはひたすら走る。
我々はUSJを心ゆくまで骨までしゃぶる。
道中さえも疎かにしない!!!
つづく。
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