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これで一発合格! 1級ビオトープ管理士 口述試験

1級ビオトープ管理士の筆記試験が通れば、いよいよ口述試験です。

口述試験は、筆記試験以上に出回っている情報が少ないです。初めて受験する皆さんが、安心して当日を迎えられるように、試験概要を書きました。


口述試験の概要

口述試験は、筆記試験を合格した受験者のみに課される試験です。口述試験は、1級の受験者のみに課されていて、2級の受験者は口述試験はありません。

ビオトープ管理士試験では、試験官との面接形式で行われます。試験官が口頭で質問をし、受験者が口頭で解答していきます。

まだ筆記試験の準備中だよ!という方は、下の記事にまとめてますので、そちらを見てください。


対策を始める時期

口述試験の正式な日程は、筆記試験の受験結果通知と合わせて通知されます。

受験の手引きには、例年、12月23日に結果を通知すると書かれています。(この日付は発送日なので自宅に届くまでに数日かかります)

口述試験は1月下旬なので、試験の準備期間は約1ヶ月間しかありません。ですから、結果が分かる前から、口述試験の準備を進めておくと良いでしょう。


筆記合格後に始めるのは遅い

対策を始めるのは、当然早いに越したことはありませんが、なかなかそうもいきませんよね。

口述試験では、筆記試験で回答した「小論文」について問われます。

ですから、まずは筆記試験の直後に「小論文の復元」をやっておきましょう。復元論文があれば、想定問答の用意が簡単になります。合否が出た頃では、思い出せない部分があるかもしれません。

筆記直後に小論文の復元をやっておけば、合否がわかった後に口述対策を始めても、なんとか間に合うと思います。


会場は東京のみ

口述試験の会場は、東京のみなので注意してください。

口述試験では、筆記試験のように全国各地にはありません。「東京都内」に限定されているので注意してください。

ただし、希望すると、オンラインで受験ができるようです。受験年度によって異なるかもしれないので、協会からの手紙をよく確認してみてください。


当日の流れ

【15分前】
指定時刻の15分前までに会場に行きます。
受験案内に書かれた会場は、口述試験を行う部屋ではなく、待合室です。しばらくすると、簡単に試験開始までの流れが説明されます。

【5分前】
試験開始の5分前になると、受験者ごとにそれぞれの部屋の前に移動し、待機します。

【開始時刻】
職員から入室するよう声がかけられたら、入室して口述試験が始まります。
会場には試験官は2人いて、机を挟み、口述試験が始まります。


合格水準の回答とは

口述試験は、口頭で出される課題に対し、その場で回答します。

受験の手引きには、次のように書かれています。

試験官と受験者との面接形式で行い、口頭でなされるさまざまな質問に対し、受験者は口頭で答えます。合格基準は、質問に対し、1級ビオトープ管理士に求められるレベルでもって適切、的確に答えられることです。

受験の手引き

つまり、質問に対し、「1級ビオトープ管理士に求められるレベル」の回答ができれば、合格できるということです。

ここでいう「1級ビオトープ管理士に求められるレベル」とは、手引きによると「経験豊富な事業の責任者のレベル」と書かれています。

試験官からの設問に対して、責任者であることを意識し、ビオトープ管理士として適切・的確に答えていきましょう。


【公開】口述試験の実際のやりとり

具体的にどんなことを聞かれるか、デジタルコンテンツとしてまとめました。
有料ですが、細かく記録しているので、参考にしてみてください。

口述試験の流れや問われる項目、視点がわかれば、しっかりと対策を練れると思います。

皆さまの受験の助けになれば幸いです。

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