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もしも銃を拾ったら

もしも、道端で拳銃を拾うことがあったら皆さんはどうしますか?そもそも拾うことができたとして、拳銃を所持することは法にふれますので、多くの人は拾わずに警察に通報して済ますでしょうか。

今回は拾って家に持って帰ったと仮定しますね。

銃は、護身用であったり、狩猟のためであったり、目的は様々ですが、おおよその目的としては何らかの生き物を撃つために存在しています。

ですが、拳銃を持って人に向けて撃つことは犯罪です。当たり前ですが、してはいけません。生き物にも同様のことがいえます。(狩猟は別として)

ですので、散歩していてうっかり銃を拾ってしまった人はどのように使えばいいのかをほんの少しだけ想像してみました。

・風呂の水抜

栓を抜いてから水が抜けきるまでの時間短縮のために、浴槽に発砲して穴をもうひとつ開けましょう。開けた穴の個数によって水の抜けるスピードが一気に早まります。※アパートやマンション等の2階以上にご住まいの方は、下の階まで貫通しないように。殺人や器物破損のおそれがあります。

・カップラーメンのフタをおさえる

熱湯注いでから周りを見渡しても、フタをおさえるのにちょうどいい物が見当たらないときって結構ありませんか?そんなときには拳銃を。

・ミニトマトの種まきで穴を開ける

拳銃を発砲して穴を開ければ腰を曲げずにできるので、腰痛になりません。



今回は、僕の大好きな作家である中村文則さんの『銃』という小説から、発想をいただきました。

本のあらすじを裏表紙から引用させていただきますと、「雨が降りしきる河原で大学生の西川が出会った動かなくなっていた男、その傍らに落ちていた黒い物体。圧倒的な美しさと存在感を持つ「銃」に魅せられた彼はやがて、「私はいつか拳銃を撃つ」という確信を持つようになるのだが……。突然の刑事の訪問ー次第に追い詰つめられて行く中、西川が下した決断とは?」となっております。

是非ご一読を。

ということで、今回は僕の好きな作家と、その作品についてのおすすめでした。




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