何でも否定から入ると、あまりにも取り分が無さ過ぎる話
おはようございます!
今日は、脳神経外科医の林成之さんが書かれた本「脳に悪い7つの習慣」を読んだ感想パート2を書いていきたいと思います。
ちなみにパート1はこちら。
↑緊張は脳のパフォーマンスを上げるからポジティブに捉えると良いんだな?という感じで書いています。
では今日は何かというと、結論、
脳の構造上、否定から入るとあまりにも取り分が少ない
です。
脳の構造
人間はあらゆる情報を脳で処理していきますが、その処理の仕方にまず着目してねと著者は言います。
ではどんな処理をするのか。ざっくり言うと、
脳が一番初めに行う処理として、
「その情報に「好き」「嫌い」かという感情が発生させる」
ことだそうです。
そのあと
「この情報は好き」「この情報は嫌い」というレッテルを貼ります。
そして
その情報を「好き」とレッテルを貼った場合に初めて、「理解・判断」という思考が働き始めるそうです。
仮に、後者の「嫌い」などのネガティブな感情が働いた場合には、脳はそれ以上その情報について思考しなくなる、とのこと。
つまり、何事も否定から入ってしまうと損失が大きい、と。
本当は自分にとっては有益な情報なのに、良く知らないまま否定することで、脳がその情報に「嫌いレッテル」を貼り、思考も働かず、知らぬ間に機会損失が発生している
ということらしいです。
「否定する」という行為のデメリット
脳が思考しなくなるから「否定」は極力しない方が良いということですが、
それ以外でも「なんでも否定から入ってしまう」というのは、色々と損しそうです。
「あの人に話すと否定されそうだから教えないでおこう」
とか
「すぐ否定してくるから絡みにくい、ちょっと距離を置こう」
だとか、人間関係でも色々と支障がきたす可能性が高いことが想像できます。
実際に、周りにそういう方がいらっしゃいましたが、やはり少し腫れ物扱いされていました。
ただ、簡単に「では否定はしないでおこう!」と思って、生きていける程便利な生き物でもないですよ、、。
僕も時々反射的に否定しそうになることがあります。
どうやら、著者曰くそれも「脳のクセ」から起こるある種の生理現象の様なものだそうです。
今回の記事では詳しく書きませんが、要はどういうときに「否定」したくなるかというと、1つに
「自分の意見を否定された場合」
だそうです。人間には「自己保存」という脳のクセが備わっていて、
自分の立場が危うい状況に陥った場合は、自分を守ろうとする機能があって、それが「否定する」行為に繋がるみたいです。
そのため「否定する」ことは一種の自己防衛みたいなものでもありますが、その一方で「あらゆる機会損失」を生む恐ろしさも兼ね備えているということですかね。
とまぁ、このように、脳の構造を理解した上で、「否定しない」を意識しながら日々の生活を送っていこうと思いました!
全ては自分を守るため、、。
ということで、、、
脳の構造から考慮すると「否定する(嫌いレッテルを貼る)」という行為は、あまりに取り分が少ないから、肯定するか、少なくとも静観するかでポジション取った方が良さそうだよね
という話でした!
これは読書の時とかでも使えそうですね!
読みながら「おもしろ!」とか「え?これってもしかしてこういうこと?」みたいに、意図的にポジティブな感情をのせるとより吸収効率も上がるっぽいですね。
次からやってみます!
以上です!ではまた!
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