ep10 海外飲食店投資のメリット

今回で10回目の投稿を迎えることとなりました。3日坊主とならず続けることが出来ております。今後も不定期ながら休まず発信して参りますのでフォロー頂ければ幸いです。

今回は海外飲食店投資のメリットについて紹介いたします。経営をされたことがある方でも、されたことが無い方でも「飲食店やってみたいな」と考えたことがある方は非常に多いのではないでしょうか。私もその一人でして、常々飲食店を開きたいと思っていた矢先にいい話が来たので投資してみました。私の投資結果を申し上げますと、利益は上がらず店は既に閉店致しました。ただやり方によっては大きな利益が見込めたと考えておりますので、その経験を元に今回はお話をさせて頂きます。
今回の私の挙げるメリットは人によって全く異なる経験を積まれているかもしれませんので内容について賛否両論となると思われます。しかしながらこちらに記載する内容は私が実際に経験や耳にした情報が元になっておりますので、そちらを踏まえた上でご覧いただければ幸いです。私の思う海外飲食店投資のメリットは大きく以下の3点が挙げられます。

①少ない投資額で始められる
②容易に労働力を確保できる
③競合が少ない

皆様がイメージされたものと一致していましたでしょうか。それでは早速各項目について説明させて頂きます。

①少ない投資額で始められる
こちらは一番のメリットになるかもしれません。日本で飲食店を始めるとなると多額の費用が掛かることと思います。よく聞く話では、開業までにかかる費用は1,000万円などと聞きます。もちろん居抜きなどを行うことによってセーブすることも可能です。ただ海外の場合はもっと費用を抑えられるかもしれません。費用が安い理由は不動産の賃貸料と内装費用が安いためです。ちなみに私は100万円ほどで開業致しました。
新興国の都心の不動産賃貸料は東京などの都心に比べれば非常に安く済みます。よっぽどの場所でなければ都心の2階建て延面積60坪の建物で30万円~50万円で借りることが可能です。また、10坪程の飲食店であれば月10万円でも見つけることは可能です。
内装費用に関しても、特殊な壁材などを必要とせず、現地で調達できるものであれば非常に安くすみます。内装費用は材料費+人件費となりますが、現地のものであれば材料も安く仕入れられます。人件費も日本の10分の1程度の金額となります。そのため日本に比べて少ない費用で営業開始を迎えることが可能となります。

②容易に労働力を確保できる
こちらも新興国で飲食店投資を行う大きなメリットとなります。新興国では人材の募集をFacebookなどのSNSを使って行います。募集要項としては、現地の飲食店と同等の内容にします。こちらを友人などを通じて人づてで発信を行うと、2~3日で少なくとも10名からは「詳しく聞かせて下さい」やそれに似たレスポンスが返ってきます。日本では人材募集の会社や広告会社に登録して費用を払いながら採用活動を行っている飲食店も多いと思います。また、1カ月や2カ月してようやく見つかってもすぐに辞めていってしますというケースも多いのではないでしょうか。新興国でもバイトをすぐに辞める方は多いですがそれにも増して多くの問合せがあるため労働力に困ることは基本的にありません。飲食店を始めたいと思ったらすぐに人材を揃えられるのです。日本では人材募集も飲食店経営の大きな砦かと思いますが新興国では気にせずに事業開始を検討出来ます。投資にあたっても人材確保の有無を考えずに投資判断できることは大きなメリットとなります。

③競合が少ない
こちらは最も賛否両論あると思います。しかしながら、私個人としては、ある程度の専門性を持って美味しい料理を出すのであれば競合することなく経営できると考えております。その点から競合が少ないなかで投資できることが飲食店投資のメリットと考えております。
正直に申しまして、新興国で格段に美味しいリーズナブルな日系の飲食店は数える程しかありません。リーズナブルという表現は、現地にいる日本人が毎日のように足を運べる飲食店と解釈して下さい。また、大手の飲食店が海外に進出した際は、多くの場合日本での価格と同等かそれ以上の価格帯で料理が提供されます。そのため、低価格で美味しい日本料理が食べれるお店は新興国では皆無と言っていいほど見つけることが難しい印象です。もちろん、低価格のお店も数多くありますが、そのようなお店で美味しい料理を食べれた経験はありませんし、1年ほどで姿を消すことが多いです。
このような現状のため、日本人が毎日使いできる価格帯の飲食店をオープンできるのであれば投資するには一考の価値があると考えております。ただし、どの国にも良い飲食店は数店舗存在しているため、それらの店舗と提供料理が重ならない様に少し専門性を持ってオープンすることをお勧めいたします。

上記の内容は、日本での飲食店投資と比較してのメリットとなりますことご理解ください。私は金額面で一度日本での飲食店投資を見送った経験があります。しかしながら、海外ではご縁もあり少額で始められたため投資を行いました。現在は閉店となりましたが非常に大きな経験となりました。現在は他国で飲食店投資の案を練っております。こちらも機会あれば投稿したいと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。こちら内容参考になりましたら幸いです。次回は海外での飲食店投資の注意点について投稿する予定です。今後もどんどん投稿して参りますのでフォロー&支援よろしくお願い致します!


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