読書日記136「THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本」-ブレイディみかこ

同じ著者の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」より先に読み始めていたのだが、こちらの方が内容が硬めで読み終えるのに時間がかかってしまった。

この本を通して自分の知らなかった様々な社会問題について学ぶことができた。

1番印象に残ったのはデモをする人々の考え方だ。デモ自体は街中で見かけたり、テレビで見たりすることはあるが、そこに参加する人がどのような考えをもとにデモをしているのか今まで考えたことがなかった。しかし、デモを開催する人たちの多くは自分が思っていたより現実的な思考のもとにデモをしていることを知り、自分の目に触れやすいふぷだけで物事をみるのは良くないと改めて思った。

他にも日本の教育システムのは問題点なども気になった。他国では許容範囲されないあるいは上手く回らないシステムがどうにか回ってしまっていることを知った。

総じて新聞を読む時に優先度を下げてしまう話題について学べて良かったと思う。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?