読書日記45「オピト!!」-ことわ荒太

作者の「ユア・プルースト」良かったのでこの本を読むことにした。

実在する企業の公衆トイレの清掃担当の方々をモデルにしたお仕事小説だ。それぞれのメンバーの視点でストーリが展開されていく。公衆トイレから物語が生まれるのかと読み始める前にやや不安はあったが、仕事に向き合う人たちの人間模様が面白かった。

この本を読んで思ったのはプライドを持って仕事をすることの重要性だ。仕事をする上で相手の期待を超え続けられる成果を出せる要因はいくつかあるがプライドはその1つだと思う。そして、成果に繋がるような良いプライドは簡単には身につくものではなく、偽ることが難しい。自分は今の仕事に良いプライドを持って臨めているか、プライドを間違った方向に使っていないか振り替えらせてくれた本だった。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?