はじめのIELTS


感想

はじめてのIELTSをIDP Educationで受験してきました。各セクションの反省点は後述のとおりですが、初受験の感想としては28,000円する大人の遊びっていう感じで、エンタメとして楽しかったです。

同じ英語試験でもTOEICと比べて出題される情報量が多いので、シンプルにストーリーが興味深いです。

どうしても、TOEICはスピード勝負になってしまうので、文中の筆者の意図を考えるという奥行きがない点で、IELTSは国語的な楽しさもあって楽しかったです。

ただ、当然ですが全体的に設問のレベル、求められる回答の水準はかなり高く、今の自分の能力ではOA7.0との距離すら測れない感覚で終了しました。

これから各セクションごとに対策を進め、次は2か月後の10月または11月に受験し、12月で締めくくりの受験をしようと思います。

おそらく初受験のスコアは、経験値ディスカウントでOA4.5~5.0だと思います。設問形式に慣れると、おそらくOA5.0~5.5は安定して出せると思うのですが、GREに移行するためには1.5~2.0をプラスするために、普通に勉強すれば9か月~12か月かかります。

この期間をどれだけ短縮できるかが勝負です。目標は6か月後の2024年2月受験でOA7.0を出すことです。

英語の基礎能力が短期間で爆上がりすることは基本ないので、テクニックでカバーしながら6か月でスコアメイクを完了させます。

Listening

電話での一連のやりとりの出題でした。IELTS対策をはじめてから特段リスニングに特化した学習をしていなかったこともあり、回答するプロセスが固まっておらず、アタフタしているうちに音声が流れ終わっていました。

現時点での課題は以下の2点です。
①ディクテーション問題に慣れる
②音声の長さに慣れる

①ディクテーション問題については、TOEICの場合は回答は選択肢のため、設問と選択肢を先読みし、音声を聴きながら該当する選択肢を選ぶという情報処理で問題ありませんでした。ただ、IELTSのディクテーションの場合は、先読みする空欄前後の文が長く、ディクテーションすべき単語のスペリングまで意識しなければならず、処理する必要がある情報が多く、かつ細かいためリテンションできず、回答できませんでした。

②音声の長さについては、TOEICと比べて音声が長く、その分英文も長いため、集中力が途中で切れてしまい、どの設問に関連する音声か迷子になってしまいました。気づけば最後の設問に関連する音声で、中盤の問題に回答することができませんでした。

ブリティッシュアクセントが気になると思っていましたが、それが気にならないくらい聴き取りができていませんでした。

Reading

1つは環境分野、もう1つがエンタメ分野からの出題でした。どちらもNot Given問題で苦戦しました。

現時点での課題は以下の2点です。
①Keywordを絞り、見つけるまでのプロセスに時間がかかる
②理解できない単語、語法、構文が多い

①Keywordに関する課題については、英文も長く、パッセージも多いため、設問にまだ不慣れな状態という要因も大きい。

②語彙と文法については、シンプルに基礎能力が不足している。問題を解いていくことで解消していきながら、足りない部分は個別で対策をしようと思う。

Writing

Task1は自然科学分野のイラスト問題(Before/After)が出題されました。Task2は教育分野のオピニオン問題が出題されました。どちらもどうにかなりそうでどうにもなりませんでした。

現時点での課題は以下の2点です。
①分野に関連する語彙や話題(引き出し)が少ない
②回答のフレームワークが固まっていない

①語彙については基礎能力が不足している。関連語彙のボキャブラリーを増やせば解消できる。あとは運用語彙としてアウトプットの数をこなせば改善できる。

②フレームワークについては、アウトプットの数をこなせば型がついてくるため、ひとまず今の学習方法を継続する。

TOEICの経験から考えると、終わって「いけそうだったな」と思ったテストは実は課題が明確になっていないだけというケースが多い。

アプトプットのパートはまさにその傾向が強い気がするため、客観的なフィードバックをもらえるような機会を作ろう。

IELTSイムズは今のテキストをチェックリストにして、自然さは最寄りのイギリス人やアメリカ人にアドバイスをもらおう。

Speaking

場所に関する出題でした。

課題はWritigと同じ2点です。
①引き出しが少ない
②フォーマットが決まっていない

①引き出しについては、日本語で聞かれても答えられない設問だったので、日本語で何を答えるかを考えた後に、それを英訳するという作業を行っているうちに時間が過ぎてしまいました。シンプルにテキストを使って引き出しを作っていきます。

②フォーマットについて、特にPart2(スピーチ)は型を作っておけばあとは語彙を入れていく作業になるので改善幅は大きい。Part1とPart3(ディスカッション)は型では対応できないため、オンライン英会話を使って瞬発力を高めるしかない。

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