複雑な感情

焚かれている火は、酸素が十分通るなどの条件さえ揃っていれば、薪を足してやる限り消えることはない。薪は質さえ整っていればいい。形は何でもいい。さらに言えば、一本あれば忽ち煙が上がる。

しかし、ずっと燃やすためには薪の補充が欠かせない。しかも補充し続けるための資材は有限だ。

この有限の事実を知っておきながら、無限を求め続けてしまう。たとえこの火を消したくとも。

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