見出し画像

環境問題への意識

先日コカコーラを0.99€で購入した。しかし、会計後のレシートを確認すると、1.24€請求されていた。クレジットカードの手数料だろうと流そうと思ったが、調べてみると非常に面白い。

どうやらドイツではペットボトルや缶1本に0.25€のデポジットを請求され、消費後に購入した店や街中に設置されている回収箱に入れると0.25€が返ってくる。
そのため、僕は実際に1.24€払ったが、デポジットを回収すれば0.99€の支払いをしたことと同じになる。

ペットボトルの問題点として、例えば、海に廃棄すればプラスチック同様、溶けずに残るため海洋汚染や生物の死に影響してしまうし、リサイクルすれば多様な用途に用いることが出来る。デポジット制度でリユース及びリサイクルを促せば問題の発生を未然に防ぐことができ、持続可能な社会の貢献にもなる。画期的!

そういえば、ホステルで出会ったポーランド人の方が水道水をマイボトルに入れていた。ヨーロッパでは基本的に水道水は飲めるが、そのボトルは容器内の水をろ過し、飲料水に変える機能を備えていると言う。水にかける費用を節約するだけではなく、ペットボトルの廃棄を減らす効果がある。

彼女曰く、ヨーロッパは全体的に環境に対する意識が高いため、このボトルを持っている人も多いらしい。

異国で何気なく生活しているだけでも日々発見があり、それが繋がって全体像になる。時間を持て余した旅の魅力の一つかも知れない。

もしよろしければサポートお願いします〜 (書籍購入代に充当させていただきます。)