ブラームス交響曲2番を聴きながら
ブラームスの交響曲2番を初めて聴いた時のこと。「クライマックスだけ壮大であとは平凡で退屈だな…」と思ったことは今も鮮明に覚えている。その後コンサートでも、退屈すぎて第3楽章で眠ってしまった経験がある。
ただ不思議なことに、クラシックというのは聴けば聴くだけ曲の魅力が分かってくるもので、突然その素晴らしさに開眼することはよくある。視界を遮る霧が、移動し続けたり、時間の経過によって晴れるのと全く同じで、聴くというアクションを続ければ必ず「わからなさ」は解消できる。
そんなことを、今この交響曲2番を聴きながら思った。
ところで、やっぱブラームス最高だなぁと思うと欲しくなるのがこの本。
これはブラームスとクララ・シューマンの往復書簡で、二人の関係性だけでなく、ブラームス自身を知る上では欠かせない一冊。5000円近くする本だけど、喉から手が出るほど欲しい…。
一応、二人の関係を簡単にまとめてあるサイト貼っときます↓
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