コンサートの楽しみ方

クラシック音楽を聴くために赴くコンサートは、複数ある曲目中、好きな曲と知らない曲が半々になっているものが多い。というのも、好きでない音楽だけを聴きにいくのは億劫だし、かと言って、知っている曲だけ聴きにいくのは音楽の世界を広げてくれることに繋がらない。なのでそれらを半々にすることで、好きな曲をより深く楽しみつつ、知らない曲に触れて音楽の幅を広げる工夫をなるべくしている。(特に知らない曲は、コンサートの予習のために繰り返し聴くので、いつの間にか馴染み深い曲になる)

こうすると好きな曲はますますその魅力が増すし、知らない曲もそれと同等くらい好きになったりする。

フランクやストラヴィンスキー、チャイコフスキーはあまり好んで聴かなかったが、しつこく聴いていると臨界点のようなものが見えてきて、そこを超えた瞬間に好きになる。何事もそうだが、「好きではない」を言い換えれば、「深くそれに触れようとしていない」ということだ。

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