仕事と人生

今勤めている会社にはインターンから入り、その期間も含めると入社4年目になる。何かを根気強く続けていればそれなりに慣れるのが人間だが、この仕事にもようやく慣れてきたらしい(遅い)。ゆえに最近は褒められる機会にも恵まれるようになってきて、仕事の充実度は多少高まったといえる。

とはいえ、決して自惚れてはいけない。評価されているのはこの環境下でのパフォーマンスでしかないし、それはただ企業、もっと言えば資本主義の論理に従った振る舞いでしかない。私がこの世界を生きていく、ということに関する氷山の一角を評価されているに過ぎないのである。

人生が仕事一色で厚塗りされた人間にとっては、これこそ目指すべき道なのだろうが、私はもっとパレットを広く使ってみたい。もちろん仕事から得られる経験は様々な色に満ちているが、それはある色からその補色への幅ではなく、例えば青とライトブルーの幅のようなものかも知れない。

過ぎたるは及ばざるが如し、というように何事にも一色に染まらぬよう努めていきたい。

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