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Hota
2021年8月30日 18:03
ブラームスの交響曲2番を初めて聴いた時のこと。「クライマックスだけ壮大であとは平凡で退屈だな…」と思ったことは今も鮮明に覚えている。その後コンサートでも、退屈すぎて第3楽章で眠ってしまった経験がある。ただ不思議なことに、クラシックというのは聴けば聴くだけ曲の魅力が分かってくるもので、突然その素晴らしさに開眼することはよくある。視界を遮る霧が、移動し続けたり、時間の経過によって晴れるのと全く同じ