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頑張るためのエネルギー

不良の象徴だ、と思う。
夜ご飯にカップ麺を食べるのは。
ファストフードを食べるのも不良。
ジャンクフードも不良。
何が不良って健康と生活が不良。ていねいな暮らしとは真逆を行く。
でも、自宅の駐車場についたのに降りる気力が湧かなくて、ぐったりしながら作文するような不良人間なら不良晩御飯でも仕方がない。
一日に受けた動揺が今も頭を揺るがしているから落ち着くまで新しく動けないのも仕方がない。不良晩御飯でなんとか明日を頑張るしかない。
しかし、聞けば同期は自炊をしているらしい。調理器具を捨てた生活を始めて久しい身としてはなんとも言い難い気持ちになる。
豊かな生活のために、人は頑張っているらしい。
私はまだ、豊かさのために辛い思いをすることに折り合いをつけられていない。
社会人になって1年経つのにまだ子供みたいなことを思っている。だから、よりよいものを食べる豊かさのために手間をかけるよりも、手軽に得られるものを選んでしまう。幸せの総量を減らしているのはわかる。手間をかける高尚さやよさもわかる。
分かった上で選べないのはなぜなのだろう。分かった上でできないのは必要性を重大さを分かっていないからだと言うけれど、分かっていないのだろうか。やるぞと強い意志を持たなければならないのだろうか。社会にいる人間は強い意志を毎日持っているのだろうか。
そのエネルギーはどこから来る?


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