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INFJの私とISTJの母

以前16タイプの性格診断テストについて投稿しました。

あれからもう1度受けてみた結果は、やはり【INFJ-T】

【ENFJ-T】と診断されたこともありますが、ENFJの特徴である「リーダーシップがあり、みんなをまとめるタイプ」ではおそらくない。

むしろ、みんなを引っ張っていくのをサポートするタイプで、目立つ事や人前で話すことは苦手だ。
外交的に人と関わることはできるが、その分一人の時間を欲します。

そんなMBTI診断を母にもやってもらったところ、結果は【ISTJ-T】

簡単に【ISTJ】の特徴を説明すると、
・真面目で責任感が強い
・手を抜かずにコツコツと努力する
・冷静沈着
・現実的で安定志向
・口下手で愛情表現が苦手
・真面目すぎて面白みに欠ける

いや、めっちゃ分かる。
我が母ながら「この人ほんとふざけたりしないし、真面目だし事実しか言わないな」と思っていた。

内向的(I)+計画を立てて行動する(J)と言う点は私と同じだが、いわゆるモノの考え方が全く違う。

まず「情報の捉え方」


【S(感覚型)】
・情報収集をするときに「事実や数字・経験」から判断する

【N(直観型)】
・情報収集をするときに「パターンや意味・可能性」から判断する【N(直観型)】

例えば【S(感覚型)】の母の場合は、「前に行ったあのお店は混んでいたから、今回も混んでいるだろう」となるだろう。
対して【N(直観型)】の私は、
「前に行ったあのお店は休日だから混んでいたんだろう。ならば今度は平日に行ってみよう」
という思考パターンになる。
(S型の思考パターンはあくまで予想なので、間違っていたらごめんなさい)

話が少しずれてしまうますが、この「情報の捉え方」は、会社の立場においても生かせる分野が変わってくるらしい。

例えばある製品Aに対して「この製品Aの問題点はこういう点で、だからここを改善しよう」というのが【S(感覚型)】
対して同じ製品に対して「製品Aはこういう問題点があるから、この問題点を改善した製品Bを考えよう」というのが【N(直観型)】

・前者は、既存の製品を改善し良くしていくような「品質管理」
・後者は、既存の製品から新たなアイデアを生み出していく「開発業務」
が恐らく向いているのかもしれない。

次に「意思決定・判断の仕方」

【T(思考型)】
・物事を決断するときに「事実・合理的・原理や原則を重視している」で判断する

【F(感情型)】
・物事を決断するときに「自分は良いと思うか・みんな(相手)は良いと思うか」で判断する

これも例えば【T(思考型)】の母に「頭痛いんだよね」と言ったら、「どこが痛いの?何で痛いの?薬飲みなさい」と言われるだろう。
対して【F(感情型)】の私は、「そうなの大丈夫?一緒に病院行こうか」と言ってしまう。
(これもあくまで予想なので、間違っていたらごめんなさい)

【T(思考型)】に悩みを相談したら、恐らくまず解決策を見出そうとしてくれるだろう。
反対に【F(感情型)】の場合は、まず痛いということに重きを置いて心配してくれるはずだ。

なので昔は、母に悩みを相談しても「それが事実だ、だからこうした方が良い」という返答をされて、寄り添ってくれないなと寂しく思ったこともあった。

しかし今考えてみると、それは「共感するよりも、解決策を講じてあげなきゃ」という母なりの優しさだったのかもしれない。

一般的に【T(思考型)】が男性に多く【F(感情型)】が女性に多いらしい。

なので男女で悩み相談をすると、女性は共感してほしくて話しているのに、男性が具体的な解決策を講じてくるので「いや、別に聞いて欲しかっただけなのに」という不満が残るという。

「女心が分かっていない」と言われる男性は、きっと【T(思考型)】の男性が多いのではないだろうか。
(男性の皆さん、面倒くさくてごめんなさい)

とここまで書いてきて、私と母がいかに思考パターンが違うのかお分かりいただけたはずだ。

前に「ISTJがINFJに寄り添うと関係性が良くなる」という記事を見た。

恐らくこれは「真面目で単独行動を好むISTJ」が「顔色を伺いながら近づくINFJ」を受け入れることで、INFJがISTJに懐くという法則なるかもしれない。

我が家の場合は、INFJの私が「私はこう考えている」とISTJの母に伝えると「この子はこういう風に考えているのね」という事実を受け取るが、共感してくれるわけではない。

かと言って「それは違う、こうした方が良い」と否定してくるわけではないので、確かに母が私に寄り添ってくれているのかもしれない。

価値観や意見を否定されることが嫌な私からすれば、すごくありがたい。

母の場合は、何か私に相談してきても「そうなんだね、大変だね」ばかりなので、最初から私に解決策を求めてきていないかもしれない(笑)

と我が家はこんな関係を保っている。

結論

INFJとISTJは、お互いの考え方が違うことを認め合えばうまくいく。

私は、母の現実的で具体的な解決策を講じて行動するところを尊敬しているし、自分にはない思考なので羨ましく思う。

もしかしたらあまりない組み合わせかもしれないので、今後もこの関係を楽しんでいきたい。

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