ゆらぎ期　不調日記

40代最後の夏、不調が一気にやって来た。
すべてはホルモンのせい。
愚痴ったり、うじうじしてるのも疲れたので、記録していくことにした。

症状が出たのは、６月の終わり。
寝起きの目眩と嘔吐。小一時間トイレを往復したのち治まったので、なんだったんだ？と思いつつ、仕事は普通にできるし、まあいいやとほっとくことにした。
梅雨、低気圧、猛暑、ストレス、不調の原因となるもものは山盛りある。
まあ梅雨が開けたら良くなるだろうと軽く考えていたけど、目眩と倦怠感、のぼせや火照りが続く。左腕が痛むし食欲がないし、軟便気味だし、気持ちもザワザワして落ち着かない。
これは本格的におかしい。
まず、鍼灸治療を試してみる。すぐに症状がなくなる訳じゃないけど、気持ちだけは軽くなる。
猫村さんT シャツも手に入れ、なんとか出掛けてみる。
美容院に行ってもシャンプーとカットだけで精一杯。
エステに行ってもコースの途中で気分が悪くなり、終了。
首から頭が熱くて仕方ないので、首と頭に保冷剤を手拭いで包んで巻く。
夜も保冷剤が手離せない。
眠れるんだけど、保冷剤が温くなってきたら目が覚めるので、3時間おきに保冷剤を交換する。冷たくなったら寝れるんだけど、ポッドキャストやYouTubeの音声を聴きながらじゃないと眠れない。人が他愛もないおしゃべりしてるのを聴いて眠りに落ちる。眠りに落ちる瞬間がどうにもソワソワするときもあって寝付けないときもある。
様子を見るには長引きすぎてるなぁ。
一応、病院も行っておくか？と病院を検索する。
思い浮かんだのは、「更年期」、婦人科に行ってみる。
待ち時間が長くて、しんどい。待合室の椅子に座っているのもキツイ。頭はのぼせて熱いし、とにかくダルい。保冷剤も溶けてしまったので、濡れタオルで冷やす。結局３時間くらいかかってクタクタ。
一通り検査をして、プレ更年期だろうねという診断。一番しんどい症状の目眩に漢方薬と自律神経調整と目眩の薬をもらう。
月経は不順なくあるので、ホルモン補充療法はガンの発生リスクがあるから、まだ早いということだった。
一応、耳鼻科も受診しといてね？と言われ、当日夕方に受診しメニエールのお薬をもらう。
不味い薬をなんとか飲み、１週間もすると目眩は治まった。立ちくらみは時々あるけど、まだ耐えられる。
次に辛いのは、火照りとのぼせ。とにかく頭と顔が熱い。熱でもあるのか？と思うくらい熱い。ずっと熱いし、頭いたい。
いわゆるホットフラッシュって、急に暑くなって汗が滝のように出て治まるというけど、ワタシの場合はその手前の熱くてたまらんがずっと続いて、滝汗はない。
気持ちが落ち着かないので、家の中を掃除しまくる。断捨離がはかどる。
とにかくずっと冷やしておくとマシなので、保冷剤を追加購入し首に頭に巻いて異様な姿で過ごす。もう、それじゃ見た目が悪いとかいってる余裕はない。形振り構ってられないの!
エクオールが効いたよという声を頼りに飲み始めたら、気持ちがだいぶ楽になる。といってもザワザワ、ソワソワは急に襲ってくるのでしんどい。
サプリが効いたし他になんかないかな？と探したのがホメオパシー。このレメディを頓服で使い始めたら、気持ちのゆらぎがかなりマシになった。
火照りとのぼせ、食欲不振、左腕の痛みが残るけど、なんとかやっていくしかない。
採血の結果、プロラクチンも高いので更にお薬追加。
治療の対象は、更年期障害と高プロラクチン血症。
はぁ～、ため息が出る。
救いなのは、同年代の美しく活躍中の方々もホルモンの影響を受けてしんどいエピソードをシェアしてくれたこと。
みうらじゅん大先生が、老いをポジティブにとらえて絶え間なく活動中なこと。

よかったことと言えば、
ソワソワ、ザワザワ対策の掃除が習慣づいて部屋がキレイに保てていること。
食欲がないので、食費が浮いて、体重も減ったこと。捨てられなかったサイズアウトしたデニムが入ったこと。またはけるぜ！
わりと早めに目が覚めるので、早起きも習慣になって、休みの日もほぼ一定の時間に起きれていること。だらだら昼まで寝ちゃうことがなくなった。
辛い気持ちを紛らすために、推し活したり、つぶやいたことで新しい交流がうまれたこと。
人生万事塞翁が馬
物事の捉え方は気分次第だし、元気そうなお姉さま方が楽しそうに過ごしているのを見るだけで希望を感じる。

さて、みうらじゅんフェスが終わった今、次に楽しみを見つけてやり過ごす術を増やしていきたいわ。