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森、道、市場2023を振り返る①

森、道、市場2023が終わって、余韻の中で慌ただしく仕事をしていたら1ヶ月も経ってしまった。

森、道、市場は音楽フェスの枠に留まらず、人それぞれの楽しみ方で過ごすことができる3日間。

去年の私は見たいアーティストを網羅し、その合間にリラックスを楽しむ2日間完全おひとりさまエンジョイコースを過ごしていたようです。

ひとりでも十分満喫できていたのですが、現地で友人グループに会った時、その賑やかさに少しだけ孤独を感じました。例年行っていて初めて感じたさみしさでした。
社会人になってから友人たちと遊ぶ機会が増えていたタイミングだったからでしょうか。その時はひとり遊びが得意な性格が自分の中で劣勢だったのだと思います。


そんなこともあり今年は趣向を変えて、3日間のうちでひとりの日と友人たちとの日を作り、日によって違った楽しみ方ができるようにしてみました。
これが功を奏し、3日間ではとても足りないくらい満喫することができたので、よかったところをここにまとめてみようと思った。


①ひとりの日・その1

まずは1日目、平日なので参加できる知り合いも現地で会える人も少ないだろうと思いひとりで参加。服装も同行者に気を遣わなくていいので本当に着たい服・派手なY2K。森道にいるクールなギャルを真似したかった。

奇妙礼太郎に間に合うくらいの昼下がりから参加。演奏はゆるっと始まり、コールアンドレスポンスもゆるいのに、曲を追うごとにみんな奇妙さんに夢中になった。ふわふわなMCと裏腹に、チーズバーガーを落とすあの曲には落語のように引き込まれた。ライブが終わった時の色めき立ったざわめきがまだ思い出せる。隣の人と話したくなるライブ。

今年は初めてお笑いのステージがあった。私が見たのはヨネダ2000と天竺鼠・川原さん。ネタ作りの裏側を対談形式で話して、その後にネタを見る。芸人さんからするとやりづらそうな構成を逆手に取った映像コントに脱帽した。隣の席の男性が普段から劇場に通ってる人の声量で笑うので、私も気にせず爆笑できた。

写真OKの時間もあった

ひとりで来ていた古い友人から連絡が来た。ふたりともFIRE FIREに乗りたかったので合流し、一戦してすぐに解散した。ボロ負けだったが、20年来の友人と初めて乗ったアトラクションが嬉しかった。

ヘッドライナーはビーチの遠くから聞くのが自分のルーティンになっている。ステージの真正面であれば、遠くても実は音は大きく綺麗に届いている。景色も美しいお気に入りの海岸西側エリアで、大好きなジンをいただいた。人はまばらで、お店の人ともお話しする余裕もある。好きなお酒を作っている人と話せる貴重な機会。ノンアルコールの年もあったなと振り返りつつ、遠鳴りのアジカンを聞きながら飲むお酒は相当に美味しかった。

YOHAKHU

19時半ごろ、まだまだ帰りたくなかったのでDISCOステージを覗きに行った。ヘッドライナーを蹴ってまで踊りたい精鋭たちのバイブスが溢れていた。人の目を気にせず、音に素直に体を動かす楽しさをみんな知っていて、思い思いの乗り方で踊っていた。曲の切り替わりで歓声が上がり、みんな歌い出す。辺りを見回すと、隣や前後の人と目が合って一緒に口ずさみにっこり。ハッピーな空気でいっぱいのフロアでした。2時間隣で踊ったお兄さんも、どこからか現れてハイタッチしたお姉さんも、言葉もなくその時だけの出会いだったけれど心が通じた気がした。こんなパーティー毎週あればいいのに、と思った。



…こんなペースで書いてたら夜が明けちゃうよ!ということで1日ずつ3本立てに分けようと思います。

1日目はひとり参加でしたが、趣味の合う隣人たちのバイブスを感じることができた一日でした。
つづく。




青のり全然青くない〜

CMで知って気になってたBialystocksもすごく気持ち良かった。目の前にいた学生2人組が演奏のキメにいちいち食らってたのがかわいかった。部活でベースでも頑張っている子なんだろうな。

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