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太陽は昇ったら必ず沈むので

今日も夜がやってきました。

冬は日が落ちるのが本当に早い。外が暗くなると、嗚呼今夜もまた眠れないのに布団に入らなきゃいけない、と嫌で嫌で仕方ありませんでした。

最初にかかった心療内科では、睡眠がしっかり取れれば精神状態も持ち直すかも、と言われて、とりあえずで睡眠薬を処方されました。これで夜が来るたび不安にならなくて済む。そう思えたのは服用を始めた最初の三日目まででした。

体が薬に慣れていない最初は、すんなり眠れて、翌朝までぐっすりだったのですが、日に日に寝つきが悪く、明け方に何度か目覚めたり、翌朝にも薬が残っているのか、体が重だるく動けない状態が続くように。

眠れないからと飲んだ睡眠薬で翌朝動けず、仕事を休んで二度寝三度寝、起きてやっと食事をとれるようになるのが夕方頃。仕事に行けるようになるための睡眠薬で欠勤してしまうので、次第に服用を避けるようになりました。まだ処方された分の残りが手元にあります。

抗うつ薬と安定剤を飲んだら今度こそ完全にうつ病患者だ、と自分でも処方されるのを避けていた部分はありましたが、服用している現在、以前よりも比較的夜が怖くなくなりました。

かといって睡眠の質が改善されたかというとそうでもないです。

寝付くのはやっぱり3時過ぎや明け方のこともあるし、お昼頃目が覚めて、それでも体の調子が悪い時は夕方や夜18時頃に3時間ほど仮眠をしてしまいます。

気分を上げる・安定させる薬だからこそ、悲観的になりにくくなったのかな、とは思います。目覚ましのアラームが鳴る前に起きれた、今日は昼寝しないで一日動けた、と〝できないこと〟より〝できたこと〟に目を向けられる余裕ができた気がします。

今日はお休みだったんですが、仕事に行く日と同じ時間に起きれました。

やったね。お昼頃まで布団でごろごろはしてたけどね。

同居人がお仕事に行ってる間、頼まれていた家事も済ませられました。プラスアルファで台所掃除もできた。今日は調子いい日なんだね。えらいぞ私。

食欲は相変わらずありませんが、このあと薬を飲むために(あと同居人の分も合わせて)ご飯を作ります。気持ちが落ち着いている間はいいのですが、ここからまた落ち込むのが怖くて、ものぐさめんどくさがりの私ですが毎日欠かさず薬を飲んでいます。

いつか、「あ、今日薬飲み忘れてたけど、なんか悪くないな」って言えるようになりますように。

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