結局私はバンドが大好きってこと！

1年前、世界一大好きだったバンドが解散した。

私は中学生の時からずっとバンドが大好き、ライブハウスが大好きだ。私の地元は田舎すぎて、ライブハウスがギリギリ1つあるけど、そのライブハウスもなかなかツアーには組み込まれないような僻地にあった。その反動もあり、大学入学とともに上京してからは大好きなバンドたちのライブに毎週毎週通い詰めていた。バイト代はほぼライブ代と飲み代に消えていたと言っても過言ではない。当時は今よりチケット代も安くて行きやすかったのもあるけど。

もう10年近く前の話になるが、当時好きだったバンドは軒並みインディーズのバンドたち。もちろん世界一大好きなWEAVERはそれとして、その他にもっと頻繁に通ってたのは The cheserasera／The quiet room／SHE'S／Halo at 四畳半／LAMP IN TERREN／Ivy to Fraudulent Game／HOWL BE QUIET／Bentham／Saucy dog このあたりといったところ。きっとこのあたりでみんなが知ってる〜ってバンドはサウシーくらいなのかもしれないけど私は全部大大だいすき。解散してしまったバンドもたくさんいる。もちろん他にもたくさんのバンドに会いに行ってたけど、当時このあたりがよくライブをしていた下北沢でバイトをしてたってのもあって、週に1回はこの中のバンドに会ってたんじゃないかな？っていうくらいにライブに行ってた。（この頃はもはや自分の家の最寄りよりも長い時間シモキタに転がっていた）

そんな私も社会に出て、社畜耐性があるお陰様でどんどんどんどん社畜になっていった。職場もお家も下北沢や渋谷といった彼らがよくいる場所から離れた。人に喜んでもらうお仕事をしていたので、土日があまり休めずにライブに行きづらくなってしまったし、ものすごくものすごく毎日が疲れ、平日夜もライブハウスに足を運べなくなってしまった。そしてコロナの波が来る。大好きなライブが規制されるようになり、好きなバンドがことごとく解散していった。会いに行けてなかったかったからいいじゃん？って、そんなことは全然なくって。社会に出てからのわたしの耳の中は何にも変わってなくて、ずっとずっと彼らの音楽が大好きで、パワーをもらっていて。

ライブに行かない日々が日常になったここ数年、彼らの音楽は私の中でしか流れていなかったしそれが普通になっていた。

---

最近、仕事柄推しについて考える機会があった。考えても推しがいなかった。

マッチングアプリに登録をして、最近ハマっていることはなんですか？とか好きなことはなんですか？と聞かれてもなんと答えればいいかわからなかった。

私はエンタメ会社で人に幸せを届けているはずなのに、自分がワクワクすることを見失っていた。友達がたくさんいて、趣味のバレエを踊れて、大好きな可愛いカフェに行ったりおいしいご飯を食べて、いっぱい笑って生きているけどなんかつまらなかった。何かが足りなかった。

---

今日、大好きなWEAVERの解散ライブ以来にライブに行った。ライブハウスは去年の1月以来

ENDSCAPE vol.30

下北沢にて、当時大好きだったThe cheseraseraとThe quiet roomの対バン。

楽しかった、信じられないくらい楽しかった！ほんとにほんとにたのしかったし、ものすごくワクワクした、涙が出た。なんとなく乗り気ではなかったのもあって最後列でゆっくり見ていたはずが、気づいたらノリノリで口ずさみ、手を上げて踊っていた。バンド最高！ライブハウス最高ッ

私はバンドが大好き。ライブが大好き！
ライブハウスにいる時がわくわくする！
今なら胸を張って言える、推しはバンド達！

私に大好きを思い出させてくれてありがとう
ケセラとクワルー、大好きだ〜〜🥹

そういえば最後列でクワルーを見ていたらものすごいガタイのいい背の高い女性が目の前を通ってスタッフルームへ入って行ったのだけど、復路の時に少し顔が見えたら宍戸さんでした。失礼しましたッ