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ミステリ3

まだ観ていなかったのか......と思われるでしょう。
ようやく今年冬頃に放送していた「ミステリと言う勿れ」のドラマを全話観終えたので、その感想です。

※ネタバレを含むので、これから作品をたのしみたい方は今回の記事は読むのを控えることをおすすめします


ドラマを全話観終える

今年1月から3月にかけてフジテレビで放送していたドラマ「ミステリと言う勿れ」を全話観終えたので今回はその感想です。

元々漫画を読んでおり、非常にお気に入りの作品だったのですがドラマ化すると聞いて浮かれていた作品でした。

正直、漫画がお気に入りの作品が映像化すると思っていたのと違ったりして残念だと思うこともありますが、この「ミステリと言う勿れ」は違いました。

俳優さんもセットも本当によくて、また機会があれば1話目から観直したいと考えているほどです。

終わり方が続編があることをにおわせるというよりは、もう“ありますよ”と言っているかのような(あくまでかのような)終わり方だったので、続編も必ず観ます。


感想

私は前回の感想で「久能整と友達になりたい」といったことについて話していましたが、前回の時点では久能整のような賢い人が自分とは仲良くしてくれないのではないかと思っていましたが、物語を進めていくうちに、「もしかしたらなってくれるかも......」に変わっていました。

昔から周囲にいる人間のことについて話をする人と気が合わなかったこともあり友達ができなかったのですが、周囲にいる人間ではなく、それなら「〇〇さんは」ではなく「人間は......」という遡った話がしたいので、久能整とならその話ができるのではないかと思い(そういう言い回しのシーンが結構出てきたこともあり)、現実にももう少しいたらいいのになと思いましたね。

友達が久能整に近いのでこれ以上贅沢は言いませんが、なんだかいいなと思いました。

これのどこが感想なのか、もう少し感想らしいことが言えたらいいのですが......。

個人的に胸がギュッとなったシーンは、久能整が犬堂我路と友達になりたいと感じているシーン(私得)、風呂光さんが職場仲間が刺されているのを目の当たりにしながらも必死で仲間に助けを呼ぶシーン、辻浩増が五十嵐留美に手をかけたことに対して犬堂我路が怒ったシーン。

あと、犬堂我路が最後の方で妹にも幸せな時期があってよかったといって涙を流していたシーンですね。

これだけ世界観や推理の流れなどが好きでありながら、結局登場人物に人間らしい面が見えるとそのあたりに弱いみたいです......。
こうやって見ると、犬堂我路関係が多いですね。


困ったこと

これだけ物語をたのしんできた者ですが、ひとつ困ったことがあります。
それは漫画に手をつけるかどうか(元々は読んでいたので途中から読み進めるかどうか)です。

漫画を読むとドラマの展開を先に知ってしまうことになるので、ドラマが充分にたのしめなくなる。

かといってあくまで漫画が原作なので、漫画の方がストーリーはしっかりしていたり、ドラマでは放送されない部分もあるはず。その上ドラマはいつ放送されるのかわからない。

......どちらから先に手をつけるべきか。

ドラマで放送された話のところまで漫画を読み進めるというのもひとつの手かもしれませんが。(そもそもドラマが始まってから漫画を読むことを一旦ストップさせてしまっていました)

「ミステリと言う勿れ」を知ってからミステリー(ミステリ)が好きだということに気づいたので、他にもいろいろと作品を読んでみたいです。






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