『私とタロットのヨモヤマ話』第六十回 ≪小アルカナ≫ ワンド7【正位置 始】
一騎当千
初めましての方、ようこそいらっしゃいました。
二度目以上お運びの方、本日もありがとうございます。
こんにちは、あらたまです。
『私とタロットのヨモヤマ話(略称:タロヨモ)』とは――
オカルト大好きな私あらたまが、タロットを研究するため日夜デッキに触れカードを展開していく中で、気付いたことや感じた事や発見した事を、楽しい読み物として記録に残そう……という連載企画です。
大切なので何度でも書きますが、タロットの教科書でも辞典でもありませんし、タロット研究者や占い師向けのためになるアドバイスもありません。あくまでも娯楽系。エッセイです。
毎日読むのにちょうどいい、約1000~2000字を目指してお届けします。
さっくり楽チン、軽やかで変テコなひとときを楽しんでいただけたら嬉しいです。
ワンド7って、ライダー版のデッキではこんなカード。
アナタはどんなイメージを抱きましたか?
男性が一人、雄々しく何事かに立ち向かっています。
この札を初めて見た時、絶体絶命にも、敢えて敵を誘い込んでカウンターを仕掛けているようにも見えて、ワンド6で華々しい勝利のマーチを味わった後だけにかなり戸惑ったのを覚えています。
彼の身に起こったことって?
何を訴えたいの?
そう問いかけた時、私の身に起こったいくつかの事を思い出しました。
それでは、前置きはこのくらいに。
本日の『タロヨモ』始めましょう。
私が『職人』に憧れたワケ
幼稚園や小学校低学年辺りまで、大人たちがインタビューのテーマとして好んで取り上げていたのが『大きくなったら何になるの?』でした。
何に?……正確を期すならば、どんな職業に就きたいの?って聞くべきでしょうに、相手が子供だと何故いいかげんな日本語を使いがちなんでしょうねえ(自戒を込めて)?
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