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臨時連載『妖異の前置き』 12月20日(日)天啓って言うの?……の日

 初めましての方、ようこそいらっしゃいました。
 二度目以上お運びの方、本日もありがとうございます。
 こんにちは、あらたまです。

『妖異の前置き』とは――
 毎日連載『一日一妖!』の、前置き部分だけをお送りする簡易版連載です。
 基本アホの子系のバチっとした怪異方面与太話を、暫くお休みさせていただく間、書き物基礎体力を下げないためにちょこっとだけ書かせていただきます。
 ゆるーくお付き合いいただけましたら嬉しいです

 本日の扉写真は、今日書こうと思っている『前置き』のイメージに近い御写真を、みんなのギャラリーからお借りいたしました。
 極々個人的な事情で私が勝手にふわっと幸せな気持ちになりました……という、お話。

 昨日、一冊の本をお迎えしたよって話を書きました。

 ページ数はそんなに多くない本ですけれども、一ページ一ページがほんとに愛おしくてですね。
 大事に読んでいきたいなと、ただでさえ読むのが遅い私が更にスピードを落として、ゆっくり読んでおります。

 その中で――
 奥様のセツさんが小泉先生についてお話されている箇所。
 それに呼応するように配された、小泉先生からセツさんへのお手紙。
 三ページほどですけども、気が付くと、ここだけ何度も読み返していました。
 手元が震えるでもなく、涙を流すでもなく。
 しかし、確実に。私の心は震えていました。
 「恋と言うには深く、愛と言うには甘酸っぱくて。これは一体、なんという感情なのだろう?」
 素敵な御夫婦だなと思った……恐らく、他の日の別の時間帯に読んでいたら、そんなシンプルな言葉で読み流していたかもしれません。絶妙なタイミングで、今この時だからこそ。
 まさか、そんな事はないと思うんですけども。
 小泉先生が「トッテオキです。特別に教えてアゲマス」と差し出してくれたかのような、大きな灯でした。

 実は、不肖ワタクシ。思うところありまして、これまで「滅びてしまえ」と呪詛を垂れ流すほどに毛嫌いしていた、恋愛小説というものを来年の研究テーマに掲げております。
 手帳にも資料集めについてのアレヤコレヤを書きつけたりはしていますが、なにぶん未知中の未知の分野でありますから、手探りもいいところ……そんな状況で、ふわっと一冊。
 尊敬する小泉八雲先生の『レンアイ』を忍ばせて。
 ていうか、こんななんとも言えないもどかしい気持ちを、私はこれから研究すんのかよ?
 ますます不安は募りますが、こんな大きく素敵な取っ掛かりを小泉先生から頂いたのですから、これはもうドーンと一つ背中を押されてしまったのだと思います。

 研究が或る程度進んだら、ちゃんとカタチに……一本書くんデスよ?
 そんなプレッシャーもそこはかとなく感じつつ。
 本書以外の資料集めを、先ずは頑張っていきますね?小泉先生。

 あらたま


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 それでは。
 最後までお読みいただいて、感謝感激アメアラレ♪
 また明日ね、バイバイ~(ΦωΦ)ノシシ

 

 

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