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JOYの波紋 相手を縛らない理由

息苦しい恋愛とは

「私の彼氏でいて、一番幸せだなあって感じる時はどんな時?」
突然家の食卓で彼に聞いてみた。(テーブルの上に乗った食事は彼が料理したもの、いつもありがとう)

彼:うーん、キスする時とか…ハグする時とか…
私:それは他の人としても同じじゃん。何が私といて感じる幸せ?
彼:あ、自立を推奨している所。
私:具体的に?
彼:男友達と話すとさ、他の女の子と一緒に撮った写真を彼女に偶然見られてすごい彼女が怒ったとか… 「彼女には今日出かけてる事内緒にしてるんだ、じゃないと彼女が怒ったり心配したりするから」とか…
そういうのよく聞くし、自分も過去の恋愛では「彼女を傷つけちゃいけないから」って、常に行動に制限がかかっているような感覚だった。
みやこといると、そういう息苦しさがないよ。
みやこは僕が僕であることを全面的に肯定してサポートしてくれるから、みやこを傷つけない為に自分を偽るとか、しなくて良い。こんな女性は本当に珍しい。
それを考えた時幸せだなあって思うよ。

私:そうだね、あなたが私に嘘をついたり偽った姿を見せたり、もしくは 私の存在のせいであなたがあなたの人生を謳歌できてないって方が私は傷つくからね。


それで思った。
一体、どれくらいの人が恋人や伴侶を不愉快にさせない為に、嘘をついたり本来の自分と違う姿を見せなくてはというプレッシャー下で息苦しい状態で恋愛しているんだろうと。
そして、どれくらいの人が人をありのままに愛する事ができないんだろうと。

極端に言えば、「他の人とも恋愛したいし、セックスしたい。これがありのままの自分」と堂々と言って
「あなたのそんな所も愛してる!あなたのしたいこと、楽しいことをサポートしたい。あなたの人生一度きり、思いっきり謳歌して欲しい!」と返ってくる関係。それが、お互いのありのままに愛することだと思う。

「何も、相手の全部を愛さなくても良いんじゃないの?その人の行動で、ちょっとは嫌いな所があっても良いんじゃないの?」
と言うあなたへ。
相手のしたいこと、楽しいことを一緒にワクワクできるのが愛だと思う。
大好きな友達が、新しい趣味を初めて楽しそうにイキイキしていたらこっちも嬉しくなるでしょう?それと同じ。
 逆に、相手の「楽しい (JOY)」を反対したりやめさせたいと感じた時点で、あなたは相手を条件付きの関係ビジネスの取引として見ている。それは愛ではない。「あなたはこれで楽しんじゃいけない、これで楽しむのはOK。それをクリアできるなら私はあなたと一緒にいます」 って。

相手の魂があなたの魂の一部になっていれば、相手のJOY(嬉しい、楽しい)が波の波紋のように振動して、あなたの魂にもJOY(嬉しい、楽しい)の波紋が広がる。

愛してるからやめて欲しい?

「愛しているからやめさせたいって事もあるんじゃない?お酒飲み過ぎとか、ドラッグとか」
…これに関しては本当に純粋に相手のウェル・ビーイングを思っての事だから理解できる。
でも正直、当人が幸せで、やめたいと思ってないんだったら 
その幸せを他人が取り上げる権利はないかな、と思っている。
  そういえば私の前の彼氏がジャンクフード好きだった。
「マック食べたい」「ポテチ食べたい」と口癖のように言っていたのを覚えている。健康思考の私にとっては違和感あったし、そういうところ私のタイプじゃないなと思っていた。しかしあえて反対するでも無く、受け入れていた感じ。今思えば、彼があんまり嬉しそうに食べていなかったからかなあと思う。
彼がすごく嬉しそうに「マック〜!イェーイ!」って感じだったら、彼のJOYが私の心に波紋を起こして 私ももっと彼のジャンクな食生活を応援していたかも知れない。

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余談だけど、私は同棲している彼がパーティーとかクラブとか、人が集まるところに出かける時は「良い人とセックスできると良いね!」って笑顔で見送る。
彼の事が大切だから、素敵な女性と素敵なロマンスや一夜限りの関係
沢山のワクワクや素敵な経験
 いっぱいして欲しい!


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