法人化&クラファン準備のお知らせ【ついでに引っ越しも】

皆様初めまして。いつも僕の活動を見てくださっている方はありがとうございます。

日本一気楽なソムリエことティモシーです。

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この度僕ティモシーは法人を設立し、それに合わせてクラウドファンディングに挑戦することをご報告いたします🍷

法人を立ち上げるに至った経緯やクラファンの内容、目的などを当noteでまとめますので、もしお時間許しましたら読んでいただけると幸いです。

ちなみに僕の自己紹介については、何個かまとめていただいた記事があるので以下のリンクをご覧ください🍷

U-29さん
Vitamin Dayさん
プロ無職さん

『WineSemble株式会社』を設立しました

個人事業主でも全く問題ない気はしていたのですが、最大の理由は自分の活動に旗を立てて志を同じにするメンバーを増やすために法人化しました。(しばらくは1人で活動します)

会社の名前は【WineSemble(ウィンサンブル)】

英語の”wine(ワイン)”とフランス語の”Ensemble(一緒に)”の2つを使った造語で「ワインを一緒に楽しめるような体験を」という思いを込めた名前にしました。

ターゲットは主に20代のワインを飲む機会のなかった方々で、彼らが興味を持ってくれるようなコンテンツの企画運用をメインの活動とします。他の世代の方にも楽しんでもらえるような内容にするつもりですが、最大の目的は「若いうちにワインのきっかけを与える活動をしたい」ことに集約されます。

早い話が、この情報過多の時代にデジタルネイティブ向けにワインをバズらせたいと思ってます。


「あなたにワインのきっかけを」の理由

僕の活動は圧倒的な原体験が大きな理由です。

僕がワインを好きになったきっかけは20歳の頃。当時ワーキングホリデーを利用して香港にいた僕は、いわゆる『自分探し』と称して色々な仕事に取り組んだり人に出会ったりを繰り返していました。

当時の話はこの記事にもありますのでここでは割愛します。

その中で、とある仲の良い先輩から「美味しいワイン飲むからおいでよ!」と招待いただくことに。そこまでワインが好きってわけではなかったのですが、ご馳走していただくなら断る理由がありませんでした。

そこで飲んだのは忘れもしない『シャトー・ローザン・セグラ 2005』

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このワインが何なのかも高いワインがどんな味なのかも分からない状態にも関わらず、「…ワインってこんなに美味しいものだったのか…」と衝撃を与えるには十分な体験でした。

時は経ち、約4年間のフランス生活が終わった今。今度は自分がきっかけを提供できる番だと確信しています。7年前に受けた感動を、同じように皆様にも提供していけるように。


「オンラインでオフラインの体験を提供」

「今の時代、SNSの活動に可能性があるかもしれない。」

そう思ってまず始めたのがTwitterでした。

同業者同士で情報交流している様子は拝見していたので、僕は積極的に業界外の皆様と交流を取ろうと活動を続けました。


結果、多くの人に「ワインソムリエなんて初めて出会いました!」と言っていただけるように。シンプルに外との交流が足りなかったと反省しつつも、他のソムリエさんがまだ価値を見出していない以上、チャンスだとも思いました。活動を3年ほど続けていて間違いなく今まで知り合うことがなかったような方々と仲良くなることができましたが、自分一人で活動を続けていくことに成長の限界が見えてしまいました。

最大の理由は、お酒がオフラインの楽しみだということです。

個人的にお酒は最強のコミュニケーションツールだと思っていて、実際に対面で存在していることで最大のパフォーマンスを発揮します。要は「ワイワイと会話しながらお酒飲みたいよね」って感じですね。

そうなると、今までのオンラインの活動はあくまでオフラインに繋げるための媒体としか活用ができませんでした。イベントの告知をしたり、人に会うために連絡を取ったり。

しかし、去年から続いているコロナ禍による影響でオフラインの企画が作れなくなってしまった今、新しい形の提案方法を考える必要がありました。イベントの企画等は今後も続けていこうと思いつつ、どうやったらオフラインのお酒コミュニケーションをオンラインに昇華できるかが僕の中での最大の課題です。


「ワインを売らないワイン屋に」

繰り返しになりますが、僕のターゲットは主に20代のワインを飲む機会のなかった方々です。少なくとも僕が調べる限り、この世代に向けて注力して成功を収めた企業様はいらっしゃらないはずですが、明確に理由があります。

シンプルにお金にならないからです。

普段飲まない人たちに売ることの難易度の高さと収益面の還元率の高さが比例してくれず、事業として取り組む見込みが立てないと考えられているのが現状です。

雑な計算だと1000人に1000円のワインを売るより1人に100万円のワインを売ったほうが売り上げが立つし労力も少ない。何より100万円のワインを買う人のほうがワインを定期的に買うことが予想されるので絶対に顧客にしてしまいたいと思うのが企業の本音でしょう。

そんなお客様のシェアを獲得しあっているのが、おそらく今のワイン業界の現状だと解釈しています。その現状は変える必要がないものだし、今のワインの特別感を損ねない意味でも必要なフィルタリングだと思っています。

以上のことから、自分が会社として解決していく課題は大きく3つです。

①新規潜在顧客の調査及び開拓
②オンライン上における商品以外の魅力提供
③業界へ新たな収益戦略の提案

変わらずワインのきっかけを提供しつつ、「そもそもオンラインでお酒を買うなんて酒好きしかいないよね?どうしたら手に取ってくれるかな?」と考えつつ、ワインの売り上げ以外での収入を作るためにどんなアプローチがうまくいくかを実際に試してみる…のような感じです。


「ワインを売らずにワインを売る。」つまり、ソムリエが得意とするような商品の知識や知名度、価格だけで勝負せずに『ワインがあったらいいなぁ』と思ってもらえるような事業を立ち上げていきます。


その第一弾としてワインギフトサービスを展開しようと準備中です。

「WineFor」クラファンの準備

(クラファンの準備が進むごとに追記していきます)

サービスの名前は「WineFor」。直訳で「〜のためのワイン」。

自分のために買うワインももちろん最高だけど、僕は”誰かのために””何かのために”ワインを楽しんでほしいと考えています。そういう楽しみもあるんだって伝えたい意味も込めています。

その「誰かのために」で活躍できる場面として真っ先に思いつくのがギフトやプレゼントです。

最近では嬉しいことに頻繁にDMでワインのご相談をいただきますが、その中で最も多いのがプレゼント用のワインセレクト相談です。

恋人、友人、家族、先輩、上司。
結婚、誕生日、記念日、卒業、退職。

などなど、多様な場面での「ワインを贈りたい」を相談されてきました。

酒販の免許がなかった今までは既存のECサイトを紹介することで対応していましたが、せっかくここまで多くの方が望んでいることなら事業にしてしまおう!というのが始めた経緯です。何より、僕が一番プレゼントでワインを贈る機会が多いので、自分が一番の顧客になってしまおうとすら考えています。


こちらは11月1日(予定)からクラウドファンディングに挑戦し、多くの方に知ってもらうきっかけになってくれたらと考えております。

鋭意準備中です(10月13日現在)

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それ以外にもやりたい企画は山ほどあります。が、今はクラファンに向けて一直線です。また時期を見て次なる打ち手を皆様に共有できればと思っています。楽しみにしていてください!

文章苦手ながら頑張りました!