上の立場の人が下をいじめる

上が下をいじめるのは古今東西普通の事ですよね。


普通に考えると
・兄弟や同級生でも体の大きい方が小さい方をいじめる。
・上司のパワハラセクハラ、残業代カット
・部活動の上下関係や顧問のえこひいき
・足元を見て過剰サービス要求
・手のひら返し


まぁ反撃にあわないと思えば人は何だってするというのは木村花さんやりゅうちぇるさん見てればわかりますよね、木村花さんの名前出してる僕も何言われるかわかりませんが。


その他だと資本主義のこの世の中、お客様は神様という様々な捉え方のある言葉があるように、お金を持っている側が基本的に強いです。
金持ちだから強いという訳ではなく、握ってる側が強いという話です。


たとえば
・キャンセルによる一方的な踏み倒し。
・脱毛通い放題の契約したのに、いつも予約が満杯で予約取れない。
・前払いしたのに納品が遅れている、粗悪品が納品される。
・逆に納品した後クレームを言われ支払いを踏み倒される。

以前、居酒屋が50人の予約を無断キャンセルにあってSNSで「食材が無駄になります助けてください」みたいな投稿して善意ある人たちのおかげで売れたって話もありましたが、後払いである以上弱いのは残念ながら当然ですよね。僕も踏み倒され経験くらいあるから当然と言えますよ。


じゃあ疲弊した立場の弱い人々はどういう行動をとるのか。

・会社員なら退職。
・部活動なら退部。
・子供なら先生や親に言いつける。
・レストランなら子連れ禁止措置や時間制限を設ける。
・家族なら引きこもり、離婚、家出。
・八つ当たりやパワハラなど下をいじめて憂さ晴らし。

退職や退部は自分自身の身を守る行為でもありますが、もし複数名同時に退職退部されたら痛いでしょうね。重要な社員部員だったら尚更。


で、なぜこんなテーマで文書いてるかというと、この手の行為は無自覚で行われているからです。

会社の上司や学校の先生には権限がありますし、家族なら離婚をほのめかしたりスマホ取り上げたりもできますし、基本的に力を持ってる方がこういう行為に出れるんです。


漫画「カイジ」のEカードでいうなら、ずっと皇帝側で居続けてるようなものですよ。
自分も相手も市民でいる時は形式的に平和ですが、何かあったらすぐ皇帝になって相手を握りつぶすんです。
ホント立場の強い方って市民殺しの皇帝ですよ、どうにでも相手を握りつぶせるんですから。




Eカードなら奴隷を上手に使えば皇帝を倒せるんですが、市民に負けちゃうから出しにくいものでもあります。

じゃんけんで例えるなら皇帝グー、市民チョキ、奴隷パーで、チョキ4枚グーもしくはパー1枚を持って戦うんです。
チョキ(市民)4枚に対しパー(奴隷)を出すのは大変ですよね、簡単に負けちゃうから。


でも奴隷もたまにはやり返します、それが退職退部退学離婚非行などなど。


退職や離婚非行は確かに皇帝を殺せますが、世間体や収入学歴などの市民という一般的な存在に対しては弱い感じがします。ジャッジするには内情聞く必要があるのは当然ですが。


結論としては、奴隷を教育するより、皇帝を教育する必要があるよねという話です。
問題のある会社なら平社員より先に社長や重役から意識改革しないとですし、子供で悩んでるなら親や先生が今すぐコーチングなりマネージメントを学ぶ必要があるよねという話です。

簡単に言うなよと思うでしょうが、自分の事を棚に上げて子供の自律神経がと言ってくる人って多いですからね。
たとえば親が教育熱心すぎて皇帝っぽかったら、子供の自律神経正すには親を何とかしなきゃならないですが、まぁ気付かすのは大変です。


皇帝奴隷を出す可能性のある相手とセッション持つのは非常に疲れます。
いつスイッチ入って皇帝に怒られるかわからない、ちょっと注意しただけで奴隷が退職するかもしれない。
皇帝も奴隷も楽じゃないです、僕も家族夫婦仕事プライベート誰と会う時でも常に市民同士でいたいと思っています。

ちなみに僕は常識・規則・慣習・一般論を強く出してくる人から皇帝の気配を感じます、怖いからフェードアウトです。

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