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もうじき、宅録ナレーター歴、まる四年。

2019年夏から宅録を始めた。私にとっては全く新しいフィールドで、ナレーションのしごとに復帰となった。

2~3年くらいは、何に対しても参加してみる、手を挙げてみるなど、私なりに積極性をもってがんばってきたと思う。
国内外のいろんな所に登録したり、自分のボイスサンプルやウェブサイトを作ったり。なんやかやと企画や勉強会に参加してみたり。仕事も「なんでもやります!」だったり。まぁ、基本受け身な私にしては…ですがね。

それができたのはたぶん、すべてが目新しくて刺激的だったから。あと、仕事がどんどん広がっていく時期は楽しいもんね。

でもここ1,2年は、かなり受け身になってることに気づく。たとえばTwitterで話題になることや募集なども、基本的にスルーする方向に。いろいろと積極的な方を見ても、私にはないバイタリティを持っているなぁ…と、どこかひとごとで。

私本来のマイペースさを取り戻した。というと前向きだけれど、逃げてないかなぁ、楽してないかなぁ、と思ってもいる。

ただ、今までで一番シンプルに、ナレーション自体に向き合ってはいる。

多分、スキルアップと仕事を広げるのと、同時に意識が向かないんだろうなわたし…不器用だから。

…などと頭ではいろいろ考えては迷っている部分がある。でもとりあえず、次の3ヶ月も、引き続きスキルアップ中心で行くことにした。重い重い腰を上げて、対面のスクールにも行きたい気持ち。いま、そうしたい欲が強いから。
結局、今どうしたほうが良いかというよりも、どうしたいかが優先なんだよなーわたし!そして気持ちが乗っていることほど、効率良い気がしていて。これは営業からの逃げじゃないと思いたい。

あと、圧倒的なスキルアップができない場合は、仕事のひろがり的にはそろそろ頭打ちだなって、本能的に感じてる部分があるかも。
最初の頃は、ただ声の収入で暮らしていけるようになりたいってことくらいしか考えなかったけれど、だんだん欲張りになってきて、もっとレベルの高い仕事をしたいと思うようになり、そうなると自分がかなり頼りないと感じるようになった、というのが素直な気持ち。

という4年やってきた今時点での思いをしたためてみました。


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