ポルカロープ
詩のようなものをまとめています。これはほんとうに詩なのだろうか
文学フリマ東京のあとがきです。 ブースに足を運んでくださったみなさん、Twitterやnoteを見てくださっているみなさん、本当にありがとうございました。
ポルカロープはこんなのを書いてます
駅と駅の間 不安で歩いてた 冷たい冬の夜の思い出 もうなにもしなくてもいいもうなにも今日か…
いなくなった猫 つかのまのきまぐれに カップで飲んだ茶色い紅茶 ひかり ひとつ ふたつ すぎ…
リビングの がらんどうに 生き死にの 絵を飾る ソファの背 さっきまで誰かが いたように く…
これを書いているのは2019/12/31/0:21。つまり、あと23:39で2019とはバイバイだ。普段日付とか…
瀬戸内アートブックフェアも終わり、東京に戻ろうというところです。 今回のイベント、旅は、…
ここには少なくとも二つの世界が互いに反発し合わない形で並存することが可能であるが、そうや…
いまとおくに夕暮れがみえることは 朝焼けがみえることだと 感じなくてはならない こんなにも…
いつもの帰り道の夕暮れのなかを、自転車で漕いでゆく。 お気に入りの銀のママチャリのチェー…
どうしてことばがあるのかを、考えてみよう。 こんなことをこれまでに何人もの誰かが言ったか…
どこに見えてたその先は きっとどこかに飛んでって 私の届く手の中に わたしはどこにもいやし…
ウミネコという鳥を知っているだろうか。カモメとよく間違えられるらしいが、嘴の先の色や、尾…
文学フリマが終わって、今度は長い話を書きたいと思う。 しかし、もちろん書くこと以外の生活…
世界にはたくさんの人がいる、ということを言葉では理解したつもりでも、この世界には本当にた…
物語が終わったあとは、いつもちょっとした安堵と、これから始まる明日を迎えてしまうことに不…
なんとなく乗った電車がたまたま止まった駅でなんとなく降りる。 住んでいるアパートの最寄り…
滝口悠生という人の書く話がとても好きで、どれもこれも捨てがたいが、最近ひさびさに読み直し…