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恋愛論~ALBUM踊る様に編~

今回もポルカドットスティングレイ、4thFULL ALUBUM 「踊る様に」の解説をしていきます。



9曲目は、「恋愛論」

この曲は、Amazon Prime Video ドラマ 「恋に落ちたおひとりさま〜スタンダールの恋愛論〜」略して「恋おち」の挿入歌です。先日紹介した「hide and seek」に続いて再び「恋おち」とのタイアップ。1つのドラマに2曲も楽曲が使用されるのはすごいことですよね。この楽曲が流れるタイミングはドラマにおいていわゆる起承転結の「転」の部分。ネタバレ回避のためあまり多くは語りませんが、ストーリー展開がグッと進むポイントをポルカの音楽が彩ります。思わず涙を誘う様な、そんな楽曲となっています。話の内容と楽曲、併せて楽しんでみてくださいね。





具体的に中身を見ていきましょう。

この楽曲は、同じドラマのタイアップとなっている 「hide and seek」とは真逆の雰囲気と言ってもいい様なゆったりとしたバラードとなっています。ポルカのスローテンポまたはミドルテンポの楽曲は沢山ありますが、この様な王道バラードは1stFULL ALBUM「全知全能」より「極楽灯」ぶりだと考えられます。今まで紹介してきたアルバム楽曲のみならず、ポルカは比較的アップテンポであったり高速ギターカッティングが印象的だったりする方が多いかと思います。そんな中でのこのバラードはちょっと驚きかもしれませんよて。ですがここでもポルカはその振り幅を存分に発揮。聴かせる名曲となっています。ボーカルギターの雫さんの歌唱力を存分に活かし、そこにドラマの挿入歌に相応しい、まさにドラマチックな楽器隊の展開が鳴り響きます。聴き終えた時には何か作品を1つ観終えた様な、本を1冊読み終えた様な心の充足感を味わえます。

歌詞にも注目してみると、

「人生の長い残り時間 あなたが必要だったの」
「運命の恋なんて 本の中だけでしょうか?
あなたの心が欲しかっただけなのに」
「あなただけの世界にいる私が今の私の全て」

等々、優しい曲調に乗せて大切な誰かを想う気持ちが表現されています。ドラマの内容にももちろんリンクしているのですが、ポルカの歌詞は共感性の高さが売り。恋愛というものに身を置いている全ての人に染みるのではないでしょうか?



いかがだったでしょうか!今までとは違ったポルカの一面が垣間見える楽曲、是非これからの人肌恋しくなる季節のお供になればいいなと思います☺




本日はこの辺で!明日はALBUM「踊る様に」から10曲目、「トウキョーモーヴ」を解説!お楽しみに~



(以下、今回紹介した楽曲のリンクです↓)





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