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2020年の活動を振り返る

みなさんこんにちは。
年末年始は食材を溜め込み、積ん読・積みゲーの消化を目論むみーちゃんです。

世界が新型コロナウイルス感染症という未曾有の危機に見舞われた2020年。みーちゃん自身も、公私ともに激動の1年でした。

今回のnoteでは、2020年に投稿した合計20本の動画をジャンル分けしつつ、2020年を振り返っていこうと思います。

(1)新型コロナウイルス感染症関連

やはり、今年最も大きかったトピックスは、新型コロナウイルス感染症。
感染が拡大し、政治の細やかな対応が求められた3月に、みーちゃんも集中して動画で取り上げました。
感染症の専門家ではないので、特に制度やその運用の側面から政府の活動について考えています。

新型コロナウイルス感染症に関する初めての動画では、感染拡大の局面において、政府が定めた基本方針と矛盾した「要請」が繰り返されたことをお話しました。

通常、判断を変える際には、状況の変化や基準の変更などが必要ですが、それらが示されないまま、首相の鶴の一声の「要請」のみで大幅に方針が転換されることが繰り返されていました。

総理が基本方針無視!?対応の整合性を(3/1)

その他には、下記のような動画で取り上げました。

感染症対策 政府公式Twitterでは、個人の感想も投稿OK!?(3/8)
【4分で】ゼロから分かる 新型コロナに関する法律【緊急事態宣言とは?外出禁止できる?】(3/29)
緊急事態のために、憲法改正が必要?【新型コロナと緊急事態条項】(5/4)

現在は、第三波の真っ只中。政治が国民の生き死にを左右するものだということを、今まさに実感しています。

(2)世論の「うねり」を起こした検察庁法改正案

2020年は、新型コロナウイルス感染症だけでなく、その他の政治課題についても、うねりが起こった1年でした。

その中でも、最も大きかった「うねり」は、やはり検察庁法改正案でしょうか。
Twitterで「#検察庁法改正案に抗議します」の拡散に参加したアカウントは、約58万アカウントだったという調査結果(2020/5/15 毎日新聞)が示すとおり、非常に多くの抗議の声があがりました。

みーちゃんも、問題点の解説というかたちで動画をアップロードしました。
「中立ではなく公正」が合言葉のみーちゃんですので、しっかり事実を整理した上で、みーちゃんの考えをお伝えするということを、再度意識した動画でした。

【ゼロから分かる】検察庁法改正案の問題点とは?(5/10)

【国会】検察官定年延長!?二転三転の政府答弁【東京高検検事長】(2/23)

その他、スーパーシティ法案、予備費10兆円問題など、関心が高まった時事問題についても、解説を行いました。

【ゼロから分かる】スーパーシティ法案とは?その懸念点は?(5/24)
10兆円が使い放題?巨額な予備費はルール違反【第二次補正予算】(5/30)

(3)国会軽視と国会のルール

安倍政権、菅政権と政権が引き継がれる中で、国会のルールや慣習が蔑ろにされることが増えています。

そもそも、国会の役割とは何なのか?国会がより良い議論をするために整備してきたルールとは何なのか?複数の動画でお話してきました。

○国会の役割について
野党の内閣批判は無意味か?【VS政府 戦うべき理由】(1/26)

○国会の豆知識&問題提起
「質問」と「質疑」が違うって知ってた?(1/18)
速記を止めろ!価値ある議論のために!!!(2/9)
政府参考人の乱用!北村大臣答弁拒否?(2/16)

そして、その国会軽視を表す象徴的な出来事の1つが、「桜を見る会問題」だと思っています。

【桜を見る会前夜祭】安倍前首相に責任はないのか?【刑事責任と説明責任】(12/27)

安倍前首相が、捜査情報と異なる内容を118回も国会で答弁していたことが、衆院調査局の調査で明らかになりました。

自身の答弁が正確だとして、「信用できないということであれば、そもそも予算委員会は成立をしない」とまで述べていた前首相が、国会に繰り返し嘘をついていたことは非常に重大な問題です。

しかし、その答弁の修正/事情を確認する国会審議はたったの2時間で幕切れ。事実が不明な内容もまだまだ多く、全容が明らかになっていません。

「記憶にございません」という政治家特有の言い方は、「知らない」といえば嘘になるために生み出された言い方でした。
しかし、「記憶にない」ではなく、国会答弁で堂々と嘘をついてしまったこと、それを政権与党が不問としてしまうことを非常に残念に思います。

なお、2020年一発目の動画も桜を見る会でした。
1年経って、ここまで何の動きもないことに驚愕しています。

【桜を見る会】黙って作って、黙って廃棄!?違法管理の公文書(1/13)

さらに、菅政権でも、国会軽視を背景にする問題が起こりました。
日本学術会議の会員任命拒否問題です。

国会は、法律案と法解釈をセットで確認した上で、法案を可決します。あとから法律の解釈をひっくり返すことができてしまえば、国会は不要になってしまいます。

動画では、1983年と2020年の国会審議を丁寧に追いました。

【学術会議問題】任命拒否は違法?適法?国会審議を追う!(11/8)

(4)語句解説

みーちゃんが、2021年により力を入れたいと思っている語句解説。
2020年は、今まであまり無かった10分前後の長めの語句解説もやってみました。

【ゼロから分かる】自民党の派閥とは?役割と歴史を解説!(11/8)

【10分で分かる】世界の地球温暖化対策 ルール作りの歴史【気候変動枠組条約からパリ協定まで】(12/6)
連座制、百日裁判、加重買収!?特殊用語が分かる動画【河井夫妻 買収疑惑】(7/11)

長い動画はやっぱり退屈になりがちなので、いかに飽きずに没頭できる動画にするのか、動画の表現方法の側面でも、よりパワーアップしていきたいです。

そして、先日初めた新シリーズが「#3分で憲法」です。

【#3分で憲法】王様 VS 憲法!勝つのはどっち?【憲法の役割】(12/20)

安倍政権が重要課題として意識し続けた憲法改正。
現状では後退し、与党も「今すぐに」という温度感ではなくなりましたが、コロナが収まったあと、再度改憲論議の波が来ると思っています。

そのときに「憲法とはなにか?」を学ぶきっかけとして、みーちゃんの動画を見てもらえればいいなぁという思いがあります。

(5)新たなみーちゃん

最後に、やっぱり外せないのが、みーちゃんの新3Dモデルです。
当日は「プレミア公開」を実施し、多くの皆さんのLIVE視聴のもと、新モデルを発表できて、喜びもひとしおでした。

みーちゃん新3Dモデルお披露目!&信念と目標【政治/国会VTuber】(9/6)

初代みーちゃんのデビューが、2018/3/25。
2代目みーちゃんのデビューが、2018/8/16。

そして、2代目みーちゃんの新モデルが、2020/9/6。

2021/3/25には、活動開始から4年目に突入します。
みーちゃんの新たなステップアップのために、新しい方法での表現も計画中ですので、ぜひご期待ください。

この記事を書いている中、東京都の感染者が初の一日あたり1,000人超えとなったというニュースが入ってきました。(NHK 2020/12/31
あなたの大切な命を失わないためにも、そして周りの方の命を失わないためにも、静かな年末年始をお過ごしください。

感染症対策で、「政治の力」が試されるときが続いています。
時事問題も語句解説も、一層気合をいれていきます。

2020年も、応援誠にありがとうございました。
2021年も、みーちゃんの動画を、ぜひよろしくお願いいたします!

2020.12.31 みーちゃん

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