（公共）政策って何だろう。規範・方向性・手段という必要要素。

細川です。

よく、政治家になりたい方、NPOなどの活動をされている方から言われる言葉の一つは「政策」です。こんなトークです。

細川さん、僕は○○政策が必要だとおもうんですよ！
こうしたら、もっと社会はよくなるんですよ！

そこで、二つの問いが発生します。一つめは、そもそも政策とはなにか？何の要件をもって政策とするのか。二つめは社会って何で、何が動けば社会が良くなるかと、という。

今日は、政策とは何かということを、必要条件を中心として、お話しします。その条件が、規範・方向性・手段です。明日は機能的視座から政策論をお送りします。

1　規範；その方向性・手段が順調に行ったとして、効果として見えてくる価値。逆でもいいです、なんらかの活動をした人が無自覚／自覚的とわず、重要視しているものです。リベラルな方でしたら平等、保守的な方でしたら伝統的ななにかかもしれません。こんな問い返しになります。で、うまく行ったとして、5年後10年後にはどんな価値が重要視されている？

2　方向性；目標、価値、実践に関して、計画されたプログラムともいうのでしょうか。なんらかの規範を実現するためにどのように活動をプログラムするのか。逆をいうと、プログラム通りすれば規範って実現するんだよね？という問いになります。そして、活動って行政府だけの活動？とも。

3　手段；規範・方向性の下で、誰かによって、行動する、もしくは行動しないと決定されたもの。中央政府の場合もあるでしょうし、地方自治体も場合もあるでしょう。テーマによってNPOなどもあるでしょう。問いはこの手段って本当に目に見える成果って出るんだよね。それも最小限のコストで、

この三つの問いをどう答えるのかが政策の作り手のセンスかもしれません。もちろん課題の特性によって変わるものだと思います。

（細川；了）

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