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『運命の恋をかなえるスタンダール』を読んで

スタンダールの「恋愛論」を現代にもわかりやすいように、解説してくれます。恋愛に奥手な女性が、スタンダールのアドバイスをもとに行動に移し、夢を叶えていきます。

この本を読んで印象に残った言葉があります。それは「自分の長所に意識を向けることで自信が生まれる」というものでした。本の中で、主人公の聡子は自分の外見の魅力なんてひとつもないと言いました。しかし、ひとつひとつのパーツをみていくと、まつ毛が長かったり、目の形が綺麗だとかたくさんあるのです。そしてそれが自信につながり、自信のある人は周りから評価されやすくなるというものでした。
まず自信を持つ第一歩として「自分の魅力的な部分にだけ意識する」ということでした。長所を認め、そこを伸ばすことで自信がついてくるのだそうです。

特に日本人は自分の長所を認め、それを伸ばすことが苦手な人種だと思います。謙虚な姿勢というものが悪いように出てしまうのかもしれません。私も自分の短所はたくさん言えるのに、長所となればまずひとつ挙げるのにもだいぶ悩みます。アメリカにいると、どんな体型の人でも堂々としています。そして、その体型だからこそ引き立つファッションをしてる人がたくさんいます。細い人だったら、くびれが目立つ服とか、ふくよかな人でもヒップが綺麗に見えるタイトな服を着ていたりと。自分の長所をよくわかっているんだなと思います。そしてそれが自信となり、私たちの目にはアメリカ人は堂々としているという印象を与えるのかもしれないと感じました。

私も短所ばかりに目を向けずに、自分の良いところをたくさん探して、それを伸ばしたいなと思いました。忘れていたけれど、私はよく指が綺麗と言われることを思い出しました。ここをもっと伸ばすためにネイルしたり、リングをしたり、ハンドケアしたりしてみようと思いました。


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