Kazum Ueda |クリエイティブ・ディレクター
みんな、生き詰まってないか。ネット誹謗中傷とビートルズ。
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みんな、生き詰まってないか。ネット誹謗中傷とビートルズ。

Kazum Ueda |クリエイティブ・ディレクター

誰だって、人生うまく行かないなぁって思ってる。ハタから見ればうまく行っているように見える人だって、実は「私の人生うまく行ってないなぁ」って思ってたりする。これは世の常。今に始まったことではない。

が。

ネットという掃き溜めを知った人は、無意識にその不満をデジタルの向こうにいる人にぶつけ、攻撃したりする。"見えない自由が欲しくて、見えない銃を撃ちまくる"みたいな、まさにその状態。

これまでの社会がつくった「勝者」と「敗者」のイメージ。そこから生まれる羨みや妬み。自分の未来予想図と今とのギャップ。閉塞感。ネットがその"闇"をクリアに"明るみ"に出してくれた。

なんだか切ない。

ALL YOU NEED IS ?

世の中、どれだけ理性的に頑張っても必ず行き詰まることがある。そして、行き詰まった先にあるのが「攻撃」だ。その行き詰まった先の攻撃をなくすにはどうしたらいいか、ジョン・レノンは「Love」だと歌っていた。

「All you need is love」は、当時起きていたベトナム戦争に対する反戦歌。歌詞が詩的すぎて、ネイティブも本意の解釈は分かれるらしい。ネットでいい感じの日本語訳がなかったので、コピーライターの私なりに意訳してみた。


みんな、できなかったんだ。君にできることもないだろう。

みんな、歌えなかったんだ。君にも歌えないだろう。

君にはもう何かを伝えることすらできないだろう。

でも、この状況を好転させる方法が一つだけあるんだ。


みんな、成しえなかったんだ。君に成しえることもないだろう。

みんな、救えなかったんだ。君に救える命もないだろう。

君にできることも、もうないだろう。

でも、君が君らしく居続けるための方法が一つだけあるんだよ。


それは、簡単。Loveなんだ。


みんな、知らないんだ。君も知ることはできないだろう。

みんな、見ることができないんだ。君も見ることはないだろう。

そして、君は、君の居場所を変えることもできない。


でもね、簡単なんだ。Loveを感じていればいい。

これからの世間は「多様性」が大事というが、それは「認め合う」ことだと思う。「自分を認めること。そして同じく、他人を認めてあげること。」肯定や称賛を強要しているのではない。ただただ「存在を認める」ということだ。

ジョン・レノンのいう「Love」は、「愛する」ということではなく「認め合う」ことだと思う。

自分の幸せは自分の考え方次第。自分を不幸にするのも自分次第。行き詰まっていると思ってバリアをはってるのは、案外自分だったりする。落ち着いて、そのバリアを脱ぐことが「認める」ってことじゃないかな。自分を認められれば、見えなかった幸せや可能性が見えてくるはず。

ちなみに

「All you need is love」の曲の最後。アウトロでは、ビートルズの別の名曲の1フレーズがこっそりと、でも印象的にリフレインされている。

She Loves You, Yeah, Yeah, Yeah
彼女は、君のこと、好きって言ってるよ。

そう、誰かは君のことが好きだから。大丈夫。攻撃をやめて、安心して、自信を持って。


※本記事での「ALL YOU NEED IS LOVE」の解釈は、私個人のものです。

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Kazum Ueda |クリエイティブ・ディレクター
広告 / ブランディング / マーケティング / 地域活性分野の戦略やクリエイティブを専門。ここでは主に社会のサステナブル・スイッチ(食、農業、教育分野)とクリエイティブについて、つらつら考えていることなどを記していきます。