「一番だましやすい人間は、すなわち自分自身である。」
今読んでいる本(科学的な適職)です。
この本では、
マッキンゼーで行われた意志決定に関する実験において、
"どんなに精密なモデルで分析を行っても、
脳のバグ=バイアス、に立ち向かうためのプロトコルを決めておかねば、
意思決定を間違えてしまう確率は上がる"というお話が。
どんなに知識や能力が高くても、
自分自身にコロッと騙されてしまい、選択を誤る、というのです。
そのバイアスを解除するプロトコルについても2つあげられています。
①時間操作系プロトコル
10-10-10の法則。
10分50ヶ月後10年後にその選択を後悔しないかどうか?考える。
②視点操作系プロトコル
自分の行動を「三人称」として記録することで他者の視点をとりいれる。
例えば日記をあたかも第三者が自分のことを観察して書いているかのようにつけてみる。
重要な意思決定をする際に、
この二つを使ってから決めてみようと思いました。
良き本です。ぜひ。
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