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全ての窓に◯◯!?(中国の泥棒対策)


泥棒対策


中国は、都市部に一軒家がまずありません。

都市部に人口が集中するということ、土地は全て国の物であるという中国の構造的な問題が影響していると思うのですが、どうしてなのかはよく分かりません。

農村部へ行くと一軒家は普通にあります。

都市部は一軒家が無いのでみんなマンションに住んでいるのですが、このマンション、例外なく全ての窓に鉄格子がつけられています。

泥棒対策ですね。

20階とか30階の窓に鉄格子なんかつける必要はさすがに無いと思うのですが、全ての窓に例外なく鉄格子をつけています。

ス◯イダーマンでもいない限りそんな高層の部屋に侵入なんて無理だろ、と思うのですが集団心理なのでしょうか。

ちなみに中国のマンションは40階、50階建ては普通にあります。

40階だろうが50階だろうが窓は鉄格子で完全防御です。

私が借りていたのは2階の部屋だったので、防犯上、この格子は非常にありがたかったです。

中国で2階だと普通に泥棒強盗が怖いですからね。

これで一安心


しかしある時、このマンションがもし火事になって、玄関から出られない事態になったらどうやって外に逃げれば良いんだろう?と考えました。

そんな緊急事態に鉄格子を取っ払ってる時間的余裕あるかな?と不安になります。

そこで万が一に備えて、鉄格子を一箇所取り外すことにしました。

なんと、内側からも鉄格子が取り外せない窓が何箇所かあります。

しかし、いくつかの窓は部屋の中からドライバーでネジを外すことによって取り外せることがわかりました。

そこで窓を1つ選び、鉄格子の4本のネジのうち、2本を内側からドライバーで外し、残りの2本もかなり緩めておきました。

もちろん外からは全ての窓に鉄格子がついているように見せかけるため、その窓の鉄格子も完全には外しません。

これで一安心です。

いざという時は、この格子を素早く外してに飛び降りることができますね。

でも、高層の部屋の住人は格子を外しても外さなくても関係ないですけど、2階や3階に住んでいる中国人はそういう事を全然考えないのかな。

これがいつも凄い疑問でした。

隣人や学生に聞きたい気持ちもありましたが、鉄格子を外したと察知されたら嫌なので結局聞けませんでしたね(笑)。

今回は以上となります。お読みいただきありがとうございました。


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