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理想は母乳育児、でもうまくいかなくなるその理由と対策とは


こんにちは
助産師ぽれぽれです。

私は、長年母乳育児のお手伝いをしてきた助産師です。
母乳育児をしたいんだけれど、どうしたら良いのかわからない、そんな悩み多きママのお役にたてれば幸いです。

ちょっと公の場では言いにくい内容のこともありますので、有料にさせていただいております。

あなたは母乳育児についてどう思っていますか?



助産師ぽれぽれが外来で妊婦さんとお話をしていると、お産のときのことについていろいろと質問を受けることが多いです。

けれど、産んだ後の育児について質問されることはそう多くないです。

それはそうですよね。
一大イベントのお産が終わらないことには、その後のことまで考えが及ばないというのは当然のことかもしれません。

初めてのお産の方には、産後の生活ってイメージがつきにくいですよね。
ましてや母乳のことなんて、想像すらできないという方が多いです。

ですから、母乳育児についてどのように考えられていて、どのようなご希望があるのか、私は必ずおききするようにしています。
お産をする前から母乳育児について考えておくことは、とても大切なことなのです。


赤ちゃんの栄養方法はどのようにご希望されますか?


明確な返答があるのは、育児経験のある経産婦さんです。

「前は完母だったので、今回も多分同じですね。」とか

「前回母乳で頑張ったんですが、トラブル続きだったので
 今回はそこまでこだわらないです。」

「上の子の幼稚園の送り迎えがあるから、
 現実を考えるとミルクは足したいです。」

そういった感じです。


初産婦さんの場合は

「やっぱり母乳がいいんですよね?出れば母乳で。」
「でも出なかったらそこまでこだわらないです。」

「うーん、パパにもミルクをあげてもらいたいから混合かな?」

「私の母があまり出なかったみたいなんで、出ない体質かも?」

そんな感じの方が多いです。

ぜひ母乳で! という方よりは、
母乳が赤ちゃんのために一番良いってのはわかってるんですよね・・・
でも、出なかったらそこまで無理はしたくないんです・・・
母乳にこだわりすぎることでブルーになっちゃうのなら、母乳じゃなくてもよいかも・・・
そんなスタンスの方が多いです。

何だか、もしものときに自分が傷つかないように
予防線を張っているような・・・
そんな印象を受けることが多いです。

可愛い赤ちゃんを抱っこして、楽しくごきげんに育児をしている
キラキラのママになりたい!
あまりつらい思いはしたくないわ。
そんなお気持ちも、よーくわかります。

わかるんですけど、
赤ちゃんの健康あってこその楽しい育児ですよね。
赤ちゃんの健康のためには、何が大切なのか、
そこの優先順位をまずは考えてみていただきたいです。
助産師ぽれぽれは、そう思うんですよ。

母乳育児をするのに確かに大変なこともありますが、一度軌道にのってしまえば、ちゃんと楽しく育児をしていくことはできますよ。
うまくコツをつかめば、逆にミルクで育てるよりも楽なことだっていっぱいあるんですから。
そこを知らないまま諦めてしまうのは、本当に残念です。

出るなら母乳で出なかったらミルクでと言うことによる弊害


「出るなら母乳でいきたいです。
でも、出なかったら無理せずにミルクでいいです。」

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