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現代アート研究

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現代アートを学び始めた外資系IT企業のプリセールス。 難解な現代アートを探求する学びの記録。
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#渋谷パルコ

『GLOBAL POP UNDERGROUND』展 @ PARCO MUSEUM TOKYO 鑑賞メモ

パルコミュージアムで開催しているGLOBAL POP UNDERGROUND展、オンラインで展示の様子を確認することもできるらしい。渋谷パルコの地上の通路(渋谷区との協議で廃止された区道があった部分)に空山基氏の巨大な彫刻が展示されている。確か、設置の様子をTV番組か何かで見ていたような気がする。動画だったかな。リモート生活になってから、コンテキストが乏しくなった。 展示そのものをオンライン・ビューイングルームで公開している。その上で、現場で入場料を支払って鑑賞する意味は何

RISO IS IT @ OIL by 美術手帖 鑑賞メモ

渋谷パルコのOIL by 美術手帖、6月の営業再開後は、『RISO IS IT』を開催していた。 リソグラフを使った表現、33名の参加アーティストがリソグラフを使った作品表現を行うというもの。会場にはリソグラフの機械も設置されていた。 一見するとコピー機のようだけども、これは印刷機。リソグラフというと、既に販売終了となっているプリントゴッコを連想する。 FL田SHのステートメントによれば、ヨーロッパから人気に火がついたリソグラフ、ドイツのリソグラフスタジオで制作する。日

東京 TOKYO / MIKA NINAGAWA @ PARCO MUSEUM TOKYO 鑑賞メモ

恥ずかしながら(?)、大学院に進学するまで蜷川実花なる人物を知らなかった。まぁ、どんなに有名人であっても知らない人は知らない。世の中、そんな感じでいいと思っている。現代アートを研究するようになって、個人の仕事に注目するようになった。最近はアーティスト・コレクティブもあるけれど、個人の名前で勝負しているというのは変わらないと思う。 6月から営業再開した渋谷パルコ。泉水さんの話を聞いたのは今年のことだった。そういえば、その話をnoteに書くのを忘れていた。さて、500枚の写真を

OIL by 美術手帳 × DIEGO

渋谷PARCOのOILにやってきた。2/5までDIEGOの展覧会をやっている。 訪問したタイミングが遅すぎて、ほぼすべての作品が完売していた。ただ、会場で配っていたZINEは手に入れた。 メゾン ミハラヤスヒロでも配布されているらしい。 ストリートに対する愛情、渋谷に対する愛着のようなものがある。 小学4年生の長女と一緒にでかけたのだけど、長女はスプレーによるペインティングが、なんだか変な気持ちと表現していた。落書きみたいで落ち着かないらしい。 擬人化されたスプレー