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なにもしないをするって決めた一日の話

クーラーが効いてひんやりとした灯りがない部屋の中の、更に布団をかぶって暗闇の中の夢と現実の狭間くらいで「今日はなにもしないをする」って目を瞑りながら頭の中で呟いていた。

時刻は午後17時くらい。

もう外もだんだん陽が落ちて来ている。

なにもせず、眠り続ける。30分くらい経って一旦目が覚める。

そもそも今日がこんな感じになったのは何故か振り返ろう。いや、振り返るだなんて大袈裟だ。

まずスタートダッシュができなかったんだ。今日はとある講習会が昼からあった。そこに参加予定だったから、ちょい遅めの11時には起床予定だった。

そして起きたのは12時40分。終わりである。
電話をする。どうやっても間に合わないので欠席に。次の講習会は1ヶ月ぐらい先だそう。ため息。

誰が怒るわけでもなかったが、一応その講習会も仕事のうちだったので反省文が必要だったり、なんだか嫌な気分だけが残る。罪悪感といえばそうなのだけど、自分を責める感じが出てくる。所謂、自己肯定感が下がるというやつだ。

ここ2日、わりと調子が良かったことを思い出す。
あまり好きじゃない自己肯定感という言葉も受け入れられそうなくらいだった。つーか、受け入れた。わかりやすく調子に乗っていたんだと思いながらトイレに行き、冷たい麦茶を飲んで今一度布団に潜る。

足を掬われた、とかではなく自業自得である。が、今の俺はあまり俺を責めたくない。もうそんな生き方しなくていいじゃん?根が真面目とかもどうでもよくて、とにかく俺は俺を大事にすべきじゃん。いや、大事にするっていうのは甘やかすってことでもなくて…。

なんてぐるぐるしながらまたウトウトしてくる。そして冒頭へーーー。


結局は後付けなのだが、何も出来ていないので「なにもしないをする」という結論になった。てかそっちにシフトした。で、この言葉誰が言ってたんだっけと思って調べたらプーさんだった。プーさん感謝。

さて、そこからひたすら寝てみたのだが流石に限界がくる。20時ぐらいが限界だった。次の日の足音が聞こえてくる。明日は朝から仕事である。

そして気づけば、このnoteを書いていたし、ギターの練習もちょろっとしていた。

なにもしないを達成できなかった。そこでまた「う〜ん」という感じになる。今日はたくさんモヤモヤが生まれている。

うまくいってる日があると必ずすぐにうまくいかない日があるような気がしてくる。うまくいく日をどれだけ維持できるかな、なんてうまくいってる日の終わりに考えていたりする。

でも今日改めて思ったんだけど、そんなこと諸々やっぱ考えなくていいよ。うまくいく日もあればそうじゃない日もあるよ。そのアップダウンに振り回されちゃうのはきっとしんどいから本当に普通に忘れていいよ。

読んでる人も罪悪感とか抱えやすかったり、自分を肯定しにくかったら、そんな必要はないんだって伝えたいわ。

最終的にそう思った一日でした。そしてプーさんの「なにもしないをする」もマジで大事。そういう一日じゃなくてもそんな時間を作っていきたい。



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