他人とともに、自由に生きるために。 はたらくをアートする自由七科
いつも、Polarisのnoteを楽しんでいただきありがとうございます。
このnoteでは、はじめて登場します、山本弥和(やまもとみわ)です。
Polarisの経営メンバーであり、学び事業|自由七科の学長です。
「Polaris学び事業|自由七科」として、この秋ようやくサイトに自由七科のページが立ち上がり、そしてロゴも完成しました。今回は、Polarisがなぜ学び事業|自由七科を立ち上げたか、自由七科ってなんなの?という部分について、私のライフストーリーに重ねてお伝えしたいと思います。
多様で柔軟に働ける仕組みが整っていても…
元々、Polarisを立ち上げた10年前、まだまだ、育児離職や就労継続か、0が100かといった選択に迫られ、どちらかを選ぶ、まだまだそんな状況が多く見られました。もちろん私もその一人です。その選択がよかったのか、どうなのか、とモヤモヤしていたなか、ないなら創ろうと、時間や場所の制約を超えて、「セタガヤ庶務部」というオンラインを利用しチームで働く組織を作ったり、子育てがブランクではなく、暮らしてきた経験や知恵を、新しい価値(=仕事)として提供するサービスを立ち上げたりもしました。
仕組みがあることで、「これなら自分も働ける!」と多くの人が、0か100ではない、自分サイズの働き方を実践できた一方で、多様さや柔軟さに、振り回されてしまう人がいたのも事実です。
柔軟な働き方にはもちろん賛成だけど、自分はいったいどのくらい働きたいんだろう…
ほんとは何がしたいの?そして何ができるんだろう…
Polarisを一緒に立ち上げた、創業メンバーでもある私なのに、ある意味振り回されてしまった1人でもありました。
自分も他者も大事に、それが共存する組織って?
自分のモヤモヤや居心地の悪さを押し殺して、頑張るのには限りがあります。もちろん仕事なので、依頼を受けたクライアントに価値を提供することにはコミットが必要なのですが、(そのためのチームで働く仕組み)、その違和感に背を向け続けることは、個人にとって、持続可能ではない。そして、頑張りきれなかった人は、組織からドロップアウトするのではなく、そうなる前に、ちょっと立ち止まり、自分に向き合う場や機会があること。そしてそれを受け止め合える組織やチームがあること。
(時にはドロップアウトして休む、違う場所へ行くもアリ^^)
「私と仲間、個人と組織」
どちらかが我慢するのではなく、双方の心地よさが共存することにこそが、持続可能で、多様で柔軟な働き方を実現する。そこにPolarisは試行錯誤しながら、向き合い続けてきたなと思っています。
学びと実践、仲間と共に学び続けることができる場
私自身、自分自身の心地よさを見失った時期もありましたが、自分自身のモヤモヤに向き合うことや、信頼して受け止めてくれる仲間と共に学びあい、そして、働く現場で実践する、それを繰り返し、なんとなく自分という輪郭を捉えることができたように思います。自分の輪郭が見え始めると、仲間や組織と、自分の心地よさとの共存について、考えることができるようになってきたと感じています。
多様で柔軟な働き方の仕組みとともに、それを受け止める器は自分です。自分の器を柔軟に開いていくことを、仲間と共に学び合い、探求するのが自由七科。
そして、より多くの人たちと、そんな場や機会を分かち合いたいと思い、ただ講座を開催するだけでなく、「学び事業」として立ち上げました。
これから多くの人たちと、学びを楽しんでいきたいと思っています。ピンときたらぜひ自由七科の何かしらに参加してみてくださいね。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?