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白身


この白身おいしそうですね、よだれが。。

気を取り直して、ようやく、第4回のUnlearning theme。じゃじゃん!

講座後、あなたの人間観を言語化してみてください。
また、なぜそのような「人間観」を持っているのか・あるいは持ちたいのか、ご自身の人間観の背景も言語化してみてください。

おもしろいです。お題を聞いた瞬間に、あ、これおもしろいって思いました。
人間観。人とはこういうものだって無意識にも意識的にも思っている自分に気づくこと、とっても楽しいです。
一応ここでははんぺんになりきるのが定着してきたのと、単純にかわいいので人間観ではなく、

「はんぺん観」

にします。

2022年3月2日時点のはんぺん観は、
1. 人間はみな個性派である
2. 人間はみなおんなじ氷山を持っている
3. 人間はみなかまちょである

もっと挙げようと思えば挙げられそうでした。考えるのって楽しい。。

一つ一つほぐしてみます。


その1 「人間はみな個性派である」


「個性派だね」

ってよく言われます。1月の実習が始まった初日にも言われました(なんかしたかな笑)。
でも正直、はんぺん的には「どこが?」っていう感じなのです。

なぜなら、はんぺんは、はんぺんの「普通」を生きているからです。
自分が自分の基準なので、そこから+も-もない、はんぺんははんぺんです。
でも「個性派だね」って仰った先生には先生の「普通」があります。
お互いの「普通」に違いがあると、「この人個性派だな」って思うのかな、と気づきました。

「普通」が似ている、この人親近感が湧くなぁという人も確かにいますが、
それでも完全に一致するってなかなかないんじゃないかな、と思います。
だから、みんなが、それぞれにとって、「個性派」です。

だからこそそれを踏まえた場づくりがしたい。

人によって「普通」が違って、
物事の優先順位も違って、
それぞれ違う時間を生きていて、
自分の「普通」が他人の「普通」じゃない

っていうことを、忘れかけていた自分がいます。オフラインでなく、オンラインでのやりとりが増えて、どうしても表情が見えにくくて、相手がどう受け取っているか、どんな気持ちでいるのか分かりにくい時、この違いを認識しないでいると、ストレスが溜まったり、変に不安になったりするんですよねぇ。
なので、これを踏まえた場づくりができるはんぺんになりたいです。



その2「人間はみなおんなじ氷山を持っている」

これは実は小学校の頃の担任の先生に教えてもらったことです。
黒板に、こんなふうに先生が氷山を描いて(Bくんの氷山倒れそうですね笑)

「今、Aさんみたいな人もいれば、BくんやCさんみたいな人もいるよね。それでいいんだよ。誰かが優れていたり、劣っていたりする訳じゃないんだよ

あの当時は漢字や計算のテストが何点とか、足が速い遅いとか、ドッジボールが強い弱いとか…そんな指標しかなかったのかもしれません。

みんな同じくらいの氷山を持っていて、今水面の上に見えているものが、多い人も少ない人もいていいんだよ、っていう一種の励ましだったのかもしれません。

でもそれが私にはかなり心に刻まれていて、大学生の今も、他にもっと課外活動を頑張っていたり、起業していたり、たくさん知識があったり、、、いわゆる"すごい人"がいる中で自分を見失いそうになる時、これを思い出します。

大器晩成でもいい。少しでも自分の拠り所を見つけて、いつか氷山のもっと下の方が水上に現れるように進んでいけばいいんだなぁと思わせてくれる、そんな話でした。この話で私はいつもほっとさせられる、だからこれは、はんぺん観の中でとっても重要な要素です。



その3「人間はみなかまちょである」

「はんぺんって本当に人に興味ないよね」
って友人から中学生の時に言われたことがあります。
これだけ聞くと「はんぺん、大丈夫?」って思うかもしれません。大丈夫じゃなかったです笑

正直、結構なショックでした。
でもたしかに、当時の私は本当に自分のことしか考えず、自分がどうなりたいとか、何を成し遂げたいとか、そればかり考えて、周りの人が何を考えているとか、何にはまっているとか、何が嫌いで何が好きとか、そういうことに全く興味がなかった気がします(自己中ですね笑)


その時はたしかに色々なことができました。
自分に全集中して、好きなことを追い求めて、やりたいことをどんどんやって。

でもそれで少し足りないって思った部分があります。
「自分ひとりじゃない?」
と気づきました。

学校で話す人がいないわけでも、いじめられてるわけでも、喧嘩したわけでもないし、基本的にいつも楽しくやっていたけれど、どこかで自分ってひとりだなって思いました。

それは、自分が人に関心を寄せていなかったからだと気付いたのは、浪人時代です笑


人に関心を寄せなくても、一応生きてはいけるのかもしれません。
でもどこかで、なんかひとりだな、って感じる場面がきます。

はんぺんは、一人旅大好き、一人で映画とかカラオケとか、バーとか、なんでも楽しめる方です。帰り道も一人で帰る方が好きです。

だけれど、誰かと体験や考え、時間を共有するのって違う楽しみがあります。きっとみんなどこかでかまちょな自分がいます。


「こんなことがあった、あの人にこの話したいな」
「あの人と久しぶりに会いたいな〜元気かなぁ」
「この前言ってたあれどうなったのかなぁ、話聞きたいな」
「疲れたな、あの人と3歳児トークしたいな」とか。


一人では物足りない、なんか違うって時、結局自分の何かを誰かに共有したくて、誰かの何かを共有してもらいたくて、うずうずしながら生きているんだなと思います。

かまちょ説をもとに場づくりについて考えると。

みんな何かを持ってうずうずしてるはずだ。
だから、みんなのうずうずをできる限り引き出したいし、自分もうずうずするほど伝えたい話をしよう。

という気持ちになります。
これも大事な要素だなぁ。


さてさてとっても長くなりました。

はんぺん観、深めれば深めるほど、自分の原点に戻るというか、
はんぺんの人生は、どんな軸から成り立っているの?」
という問いに答えている気持ちになります。

本物のはんぺんで言うと、どんな白身魚を使ってできたの?ってことですね笑

深夜3時にほぐしたこのテーマ、とても学びがありました。

時間が経つと変わっているかもしれないなぁ。また時間を置いて新たなはんぺん観を探してみるのも楽しみです、うふふ。



明日(もう今日ですね)は講座の第5回。チェックインのテーマも考えさせてもらったのでそれも含めて楽しみだな〜!