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子どもにとって、親はアンパンマン再生工場?#076

小2の娘の口ぐせが「ママ、ギューーして!!」。

以前からも言っていたけれど、ここ最近は拍車のかかり方が違う。

朝いちばんに「ママ、ギューーして!!」。

いただきますの前に「ママ、ギューーして!!」。

ご飯を食べている途中にも「ママ、ギューーして!!」。

こんな調子で、まるで呼吸をするかのように、1日に何度も何度も「ママ、ギューーして!!」と、手を広げてハグを求めてくる。

最初のころは、はいはーい。と応じていたけれど、こんなに毎秒毎分(私の体感的に)言われては、家事なんてやっているどころではない。

3歳の息子も姉を見倣って、「ママーー、ギューーーしてーー」と言い寄ってくる。こうなってくると、面倒臭さにも拍車がかかる。

夏休みを終えて、何かメンタル的にしんどいのかな?と思いつつ、

本人にも「最近、ギューーしてって言う回数がやたらと多いけど、何か理由あるの?困っていることとか」とストレートに尋ねてみた。

すると、

「アンパンマンは、誰かをたすけたり、がんばったりしたときに、お顔がしょぼしょぼになるでしょ?

そのときにジャムおじさんのパン工場でつくった新しい顔に替えてもらうと、元気100パーセントになるでしょ。

私の心がしょぼしょぼしたときに、お母さんのギューは、あのアンパンマンの新しい顔と同じ効果があるの!

と満面の笑みで返してくる。

そうだったのか〜娘にとって、お母さん=ジャムおじさんだったのか(ちょっと違うけど)。

ギュー‼︎ がアンパンマンの新しい顔ほどの効果があるならば、そんなんいくらでもやってあげるよ!という気持ちにもなってくる。

タイパはさておき、コスパは最強やな(そういうことじゃない)。

とりあえず、水も小麦粉も使わないアンパンマン再生工場の責任者として、娘の心に新しい顔を届ける日々を続けている。

こんな風にギューー‼︎を求めてきてくれるのも、あと何回かなー?と思いながら。

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