大人の歯を守る“マウスピース”の効用 #015
2年前に、歯医者さんを変えた。それまでは家から片道40分かけて、予防歯科に力を入れた歯医者さんに通っていた。信頼のおける素晴らしい歯医者さんだったが、下の子が生まれて以降、さすがに40分かけて定期検診に通うのは難しくなった。
そこで、近所の歯医者さんを探していたら、友人に「評判のよい歯医者さんで働いていた先生が、のれん分けして、近所で開業しているよー」と教えてもらった。なんと、ありがたいタイミングと情報。早速、家族でそちらに足を運んでみる。
レントゲン等の検査を行い、その後先生にじっくり診察してもらう。すると、「睡眠時に歯ぎしりとか、食いしばりをしていませんかー?」との指摘が入る。歯ぎしり?食いしばり?――そういえば、まだ高校生くらいのときに、母から「寝ているときに歯を食いしばってたよ」とか言われたことがあったかも。
どうして先生にはわかるんだろう?と思ったら、「歯がすり減っていますね。このまま放っておくと、さらに歯茎に負担がかかったり、歯そのものが弱くなったりしますよ」とのこと。何それ、怖い。8020運動に則って、高齢になってもできるだけ、自分の歯で食べたいんだけどな……。
「どうすれば、歯ぎしりや食いしばりを防げますか?」と聞くと、「睡眠時にマウスピースをするのがオススメですよ」とのアドバイスをいただく。
(え?マウスピース?それってあしたのジョーがつけてるヤツじゃ……?)と、ジョーの顔がまっさきに頭に浮かぶ。
私のあやしげな顔から、先生が察してくださって丁寧にマウスピースを説明してくれた(以下の内容は、別の歯医者さんのサイトがわかりやすかったので引用しています)。
めっちゃいいこと尽くめやん!と思いつつ、先生に「デメリットはありますか?」と聞いたら、「装着時に、最初 違和感があることですかね。それで熟睡できずに使わないままの方もいらっしゃいます。でも、つけたほうが歯にはいいのでおススメですよ」と。
将来の歯のため……そう思って、結局マウスピースを作った。で、初めて装着したときの感想は「違和感ハンパない」である。こんなのをつけたまま寝れんわーと思っていたが、人間の慣れとは恐ろしい。2週間もつけ続けていると、「ま、こんなもんかなー」と段々と慣れてくるのである。
そして、マウスピースをつけはじめてから約2年。朝、起きたときの口まわりの疲れはほとんどなく、とても快適に過ごしている。逆に、つけずに寝たほうが口まわりに違和感が残るようになった。歯医者さんの定期検診でも、歯の状態は落ち着いたまま過ごせている。
睡眠時に、ジョーくらい食いしばってるかもしれない人には、マウスピースは寝ながらできる歯と口元ケアとしてオススメである。
2024/1/15日記
今日はJaroカフェに来てくださったママさんと子育てについていろいろ話す。Jaroこども食堂に興味を持ってくださって、旦那さんが今週土曜日はお仕事なので、お子さんと一緒に来ようかなとおっしゃってくださって嬉しかった。
明日の認知症カフェでは、「ドリームマップ制作」を開催予定。その準備も整える。とても楽しみ。どんなドリームマップができるかな?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?