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ESTPのアホームズ、NiとNeを推理する

え、シャーロックホームズなんてESTPに似合わない?銭ゲバのてめえみたいなタイプはシャイロック・ホームとでも名乗れと?
そんなこと言ってるとお金貸す時に君の心臓を担保にするよ?

二次元は飽きたので三次元に殴り込む

アニメキャラクターのMBTIについてあれこれ考えるのは楽しいけど、所詮は創作物、生きた人間ではない問題がついて回るんですよね。

日常生活でMBTIを役立てようと思ったらリアルの人間と接さないと無理だこれとなったので、MBTIに興味のある人がたくさんいるバーがあったので急遽行ってきました。

直観機能ってラテン語かギリシャ語だろマジで

バーに入ってビックリしました。全然S型がいねぇ!!
あれ私って少数派だったっけ?と錯覚するぐらいでした。
(1つの卓でN9人いてSが私1人、比率9:1!)

NiやNeなどの直観機能は前から意味が分からなったので、この機会に聞いて見ることにしたんですよ。

この時、北極星はまだ知らなかった自分がアビスの底に片足を突っ込んでいる事に・・・

「『夏祭り』と『結婚式』は一緒なんですよ」


この様に同じ日本語なのに意味を読み取れないという摩訶不思議な現象が起きた訳です。

しかし周りの方々の様子を見るとメタルバンドのライブハウスのヘドバンの如く頷いているわけです。

あれ?理解出来てないの俺だけ?

ハリーポッターのほうきの授業の様に浮きまくりました

地面に足ついてるのがNの皆様、飛んでるのは私です

しかし、そこからが性格分析バーの醍醐味
彼ら、彼女らの頭の中身を聞いて見ることにしました。

中身や意味を抜き出すNと表面だけみるS

プロポーズ≒夏祭り

ではなぜこれが成り立つのか?

夏祭り⇒花火を見る、浴衣を着る⇒その行為に青春を見出す
プロポーズ⇒指輪を与える⇒その行為に愛の誓いを見出す

ある動作に象徴的、動作以上の意味合いが含まれる点で共通するという理屈によってプロポーズ≒夏祭りが成り立つそうです。

夏祭り⇒花火見る
プロポーズ⇒指輪を渡す

S型の可能性が高い私(Se-Ti-Fe-Ni)はここまでしか思い浮かばない訳です

だから「意味が分からない」訳です。

連想ゲーム最弱格の北極星

今度はひょんなことから連想ゲームに近い事をやる事になった訳です。

私と真逆のタイプのINFJの方で試しにいくつかのお題でやる事になりました。SeとNiの主機能の異種格闘技です。

お題「時間」
はは~ん、任せろ北極星様の高速回転脳みそで何個でも出してやるわ

時間→時計→腕時計→ロレックス→目覚まし時計→→ロンドンの時計台→とあとは( ^ω^)・・・


時間からそもそも何を連想すればええねん、時計ぐらいしかないだろボケ

INFJのターン!ドローッ!

時間→円環


え?

え?タイムタイム、お題「魔法少女まどかマギカ」だったっけ?それでしか「円環」なんて単語出てきた事ねえぞ
とまあ、1ターン目で「光の創造神ホルアクティ」を出されたような破壊力でした。

発想の飛躍距離が全く違うSとN

ちなみになぜ時間→円環が導き出されたのか聞いた所、「日本人の時間観から連想した」そうです。

(国語の用語集か現代文でよく説明される話で、日本人が時間をサーキットの様に周回する認識なのに対して、外国の方はマラソンの様にスタートからゴールに向かっていく認識をしている違いがあると言われています)

イメージ図

話を聞いてみると、S型とN型もどちらも連想時に関連性や論理的なつながりはある程度意識しているんですよね。

ただし、S型の視点から見た際にN型の連想や関連性には大きな飛躍があるように見えるんですよね。

特にINFJの主機能たるNiは複数の物事の共通点を抜き出した上で同じにしている可能性が高く、一言で言えば帰納法的なやり方で連想をしているんですよ。

Sが物の側を見て判断しているのであれば、Nは物が持つ機能や象徴といった抽象的な部分を見て判断をしている

(反対にS型の人間は演繹法的なやり方で連想をしている可能性がある)

仮に私が時間から円環までを連想する場合には以下の様な手順を踏む必要があります

S側はこのように、かなり細かいステップを踏まないと円環までたどり着かない訳です。

そういったいくつかのプロセスを介さないと出せない言葉をNの人が一言目で出すため、理解が追いつかなくなる訳です。

そして、その理屈を追求するために質問を間髪入れずにするため、NF型がその答えに窮するという状況が起きる事があるみたいなんですよ。

おそらくこれが、NF型によくある理由を説明出来ずにST型(特にSTJ型)に理由を尋問の様に追求される原因になっているのではないかと思いました。

多分ST型の人は悪意とか敵意は全くなくて純粋に聞きたいだけなんだとは思うんですけどねぇ・・・

NiとNeで連想の方向性が違う

連想ゲームが超得意なN型の人の話を後になって考えていると1つの事に気づいたんですよね。

例えば、雨をテーマに連想をした人であれば
雨→カエル→けろけろケロッピー
と回答された方がいたんですよね。

これ先ほどの時間→円環に比べると、テーマの言葉の性質を抜き出したのではなく、雨に関連する物からどんどん離れていくように答えているんですよね。

このようにテーマから徐々に別の物に連想をしているのはNeの心理機能によるものではないのかなと感じたわけです。

その一方で、テーマから共通の性質や本質を抜き取ってどんどん抽象的な方向に連想が進むのがNiなのではないかと思った訳です。

ここからは仮説なんですけど、もしかすると

仮に木をテーマにして連想を開始した際
木→循環、再生産

木(→光合成→二酸化炭素と酸素→空気の)→循環→(食物連鎖の分解者)→再生産

という具合でNiを再現出来るかも知れないと思った訳です。

具体的な物で、前後の関連性の距離感(物のつながり)が広いのが特徴だと私は考えていて

雨→憂鬱
時間→円環
人間→シアノバクテリア

のようにより抽象度が高い(他の物事にも当てはまりやすい)言葉で連想している場合はNiに近いのでは?

(最も、雨→憂鬱に関してはF関連の心理技能の作用も疑うべきですが)


さらに、「循環」というワードは海流や鳴門大橋の渦潮に関連して「水」と関連していると考える事も出来るのでさらにそこから繋げる事が出来ます。

→さらに水から、「行く川の流れた絶えずして〜淀みに浮かぶ泡沫は~」という鴨長明の『方丈記』を連想する事も可能です。

木→循環→水→方丈記

このようなプロセスを模倣する事で彼らN型風に「木と水はその本質は一緒である」という一見訳が分からない言葉を再現する事が出来ます。

この様に全く別の物に繋げていく機能がNeになるのかもしれないと思いました。

まとめるとこんな感じになりますね

こうやってみると、これら直感機能がアイデア出しで光るのは頷けますね。


帰納的なやり方で物の共通項を即座に見抜くNiや、関連ワードを数珠繫ぎにして全く別の物を生み出してしまうNe

物質的にみて無関係に思えるものからアイデアを思い浮かぶのはそのためなんでしょうね。

デザイン思考テストでも一つの物を持つ本質(使い道)を抜き出せるかを聞いてくる問題があったのでまさにこの機能の事ですね

NiやNeが劣等機能とされるS型はこれらの概念をN型本人から考え方を聞いて、学習することで、擬似的に再現する事で対応するしかないですね。


おまけ

ちなみにS型(Se-Ti)の私が雨で連想時は理科の教科書頭の中で開いて、時間の時はカレンダーやタイムリープの作品を参考にして考えていました。


内向直観型の人が答えを言うのに時間がかかる理由って・・・

この飛躍した間を答えなければいけなくなるからなんじゃないですかね。

今度はN型がその間に関連するワードをSのルールに従って埋めていかないといけない

本人はその間にさらに別の言葉や根拠を入れていかなくてはいけないため、そこでラグが生じるのではないでしょうか?

これはあくまで仮説なのでNi、Neユーザーの方は意見ください。
(INTJ、INFJ、ENFP、ENTPの方は頼んだよ!!)

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