紙を折って作るブックカバーの基礎と、新しい折り方の開発【後半応用編】
※ 作成のいきさつや概略はこちらをご覧ください。
※ 「前半基礎編:基礎~簡易版ブックカバー作成まで」はこちらをご覧ください。
1:確認
さて、前回で簡単な紙ブックカバーが完成しました。このような状態になっているはず。紫の太線が前回のチラシ外縁です
( ここからが本番 )
折る時は定規などを使って、折り目をきちんとしごいておきます。
そうすると自然と開かずに見た目もスマートですし、薄く仕上がります。
なお、前回③の折り直しは戻しておいてください。
2:四隅を折る
折り紙だとやっこさん、ごみばこ、風船などでやる要領で、四隅の角を開きながら三角に折ります。まずは写真で確認。
上側のように開いて折り、折り終わった状態が下側になります。
三角形~台形型に残った折り返し部分(前回③の部分)、これも内側に折り込んでしっかり折り目をつけておきましょう。
折り目をつけたら、前回③の部分はまたもや戻しておいてください。
3:内側に折り込む
先ほど折った部分を、折り目を使って逆に内側に折り込みます。まずは写真で確認。
上側が2の状態のままですが、この内側半分を写真下側のように折り込みます。
一度開いて……
内側の谷折りは新しく折ります。
先ほどまでにしっかり折り目をつけてあれば、山折り谷折りを入れ替えて内側に折り込むと、前回②の部分で蓋をする感じでサクっとできます。
このようにできたらOK。
前回③の部分を差し込みます。
同様にして反対側も作成しましょう。
4:本を挿し込む部分を作る
本の小口(開く側)をカバーの隅に合わせ、本の背(タイトル文字がある側)から内側に切れ目を入れます。
1cm程度でも、カバー付きの文庫本や厚みのある本だと入れづらいのでもっと内側に切れ目入れても良いです。
表紙幅の半分以下なら多分大丈夫(笑)ですが、見栄えが悪いのと耐久性の兼ね合いもあるのでギリギリが良いんですけどね。
※なお、切るのは前回②で内側に折った部分だけですよ!外側まで切ったらブクカバーがああぁ……
上下を切ったら、そこから裏表紙を挿し込みます。多少開きながらやっても大丈夫な作りになってます!
ちょうどこの位置で引っかかるはず。
5:完成!(+追記)
反対側も同様に切れ目を入れて、表紙挿し込めば完成です! やったね!
さて、長くなりすぎて「ほぞんできないよう……」とnoteに泣かれたので、応用編は別記事にしました。こちらへどうぞ。
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