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関係の質から考える ~新しいメンバーの受け入れ~

2月からチームに新しくメンバーが増えましたー!
自チームでやってる新メンバー受け入れとしてやっている取り組みについて書いてみます。

現メンバーの自己紹介タイム

チームに入ってきてすぐのタイミングで、チームメンバーの自己紹介タイムを設けるようにしています。
それも一言話してもらうレベルじゃなく、5分ずつ取ってガッツリとした自己紹介をしています。

自分の紹介部分はこんな感じ

他の人から日頃の感謝についてのふりかえりをやったときのボードをそのまま流用して、自分こんな人ですよ〜を新しいメンバーに伝えています。
これで簡単にではありますが、その人のチーム内でのポジション(何が得意?)を知れることにつながるんですよね。

更に、別途闇鍋方式で一問一答をやってます。
質問内容は、あんまり答えにくいものが無いように ChatGPT さんにも聞きながら用意しています。

ランダムに引いた質問に答えるスタイル

新しく入ってきた人の自己紹介はすると思うんですが、受け入れ側のメンバーについても最初に知れる機会があるのは重要な要素だと思います。
口頭だけの共有じゃなく、ここに行けばその人のことを知ることができる場を作っておくのオススメです。

毎日ふりかえり

最初のうちは、チーム独自のルール・イベント・用語など様々なことから無駄に躓くことも多いと思います。
その解決策として新しく入った人がいい感じその日の出来事について話せる時間として毎日ふりかえりの時間を用意しています。

ライトに KPT でやってみたやつ

KPT でやったり YWT やったりまぁふりかえりのやり方はなんでもよいと思っています。毎日みんなとワイワイする場があること、分からない困ったことを翌日に持ち越さないことが大事なことかなと。

関係の質から考える受け入れ

ダニエル・キムの組織の成功循環モデルの中で、「関係の質」が起点となると回り回って「結果の質」が上がりやすいと提唱しています。このモデルはたしかになぁという実感もあってよく研修でも引用させてもらってます。

ダニエル・キムの組織の成功循環モデル(悪いループ)
ダニエル・キムの組織の成功循環モデル(良いループ)

この図でいうところの「関係の質」を高める行動として、先程紹介した現メンバーの自己紹介タイムであったり毎日ふりかえりをやってみたりしているわけですね。
最初からフルスロットルで働ける人は居ないので、ギアが上がりやすい環境を整えることが受け入れチーム側の心構えなのかもしれません。

絶対にお手並み拝見感を出さない

そしてもう一つ大事な心構えとして考えているのは、「お手並み拝見感を出さない」です。

お前はどんぐらいやれるん?の図

初めての環境下、不安もいっぱいあるなかで一番ダメなのは「放置」だと思うんですよね。特にリモートワークが進んでヘルプが見えづらい働き方になっているからこそ、相手のヘルプを待つ体制ではなく一緒にやっていくのが大事だと思います。
慣れてきて、その人のどれぐらいできそうがわかってから最大限力を発揮できる場所で活躍して貰う。そのためにも最初のうちは一緒にやって分からない部分を最速で潰していきましょう。


今回は新しく入ってきたメンバーの受け入れについて書いてみました。
せっかく入ってくれたからこそ一緒に盛り上げれる仲間として受け入れ大事にやっていきたいですね!


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