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アドボケイトとは何か
大学の先生たちと、クラウドファンディングに参加しています。なんと大学では第9弾目、文系初のクラウドファンディングなんだそうです。責任重大だ~。
公認心理師試験の勉強をしていたときに『公認心理師はアドボケイタ―となる必要がある』という一文に出会いました。私はこの言葉にかなり引っ掛かりを感じていたのです。
誰から言われたんでしょうか、どこかに書いてあったんでしょうか。黒子であるべきだという言葉が、知らぬうちに私に染みついているのに気づきました。
支援者は主役ではない。何もできないことに苦しむことは、クライエントに共感的なことなのだ。そんな言葉がどんどん浮かんできて、社会活動っぽいことは自分がするべきことではないんじゃないかな、と思っていたのです。多くの臨床心理士がそう思ってたんじゃないでしょうか。
でも、心理的支援の仕事をしてると、ムズムズすることって多いのです。社会のひずみの中で苦しんでいる人が私のもとに来るわけですし、そんな人に出会うたび、もっと社会が優しくてもいいんじゃないの?って何度も思っていたのです。
アドボケイトはしてもいいのか?
「では公認心理師がアドボケイタ―であるとして、私は誰のアドボケイト(権利擁護)がしたいの?」
すると私の中で、今まで出会ってきた子どもたちの顔が浮かびました。私が権利擁護したいのは、あの子たちだ。彼らを守るために学びたいし、支援につなげられるように社会に伝えたい。
いまだにこれが本当に心理職のアドボケイトなのかわからずに突っ走ってる感じなんですが…
でも私は旅する人なので、踏み固められて歩きやすい道よりも、雑草だらけの新しい道の方を好んでしまいます。たとえ歩いてみて迷っても、旅の途中なのだから、それはそれでいいかと通ってみたい。
そんな気持ちで活動を始めました。
でもまずは、一番に言いたいのは、クラウドファンディング協力してください!かな。
ゆかり
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