ブランディングの最初は泥臭く
こんにちは。
山口千絵です。
ブランディングの大切さは過去の記事に乗せているので、そちらをご覧いただけたらと思います。
今回は、ブランディングをする上で最初にやるべきことについてご紹介します。
コンセプト・ペルソナ設定が決まるまで、何度でも練り直す
最初にやるべきことは下記です。
コンセプト決め
ペルソナ設定
マーケティング
ミッション・ビジョン・バリューを決める
まずお話しておくと、スッと決まるものではないです。
1時間や2時間でも決まりません。
何日も何回もMTGをしてそれでもなかなか決まらないものだと思っておいてください。
ここに惜しみなく時間を使いましょう。
携わる人全員のイメージが共有できていることが大事なので、固めては共有し、認識の微差を何度も何度も調整するために何度も何度もコミュニケーションをとる。
ブランディングは立ち上げの第1歩です。
1度固めて走ってみて、やっぱり違うということが何度も起きるのが立ち上げです。
深夜まで顔つき合わせて考えて議論して、これで1
年走ろう!と決めたその日の夜に方向性が変わるなんてこともありました。
1年走ってみて、なかなかうまくいかない、1から考え直してみようと、固めたものを全部崩してまた深夜まで議論したこともありました。
その時のポイントは、へこまないこと!
最初はけっこう心身ともにダメージを受けますが、「そういうもの」として受け入れてください。
打ち出したアイディアが通ったら御の字。
折れない心はこの作業の中で育まれていきます。
ダメージを受けても気にせず、何度でも意見を戦わ
せましょう。
大丈夫です。平気な顔をして横にいるその人も同じ気持ちです(笑)
最も大事なのはコミュニケーション
このコンセプト決めとペルソナ設定で最も必要なのは、泥臭くコミュニケーションをとっていくことです。
個人で仕事をするためにセルフブランディングをしたいという人も、まずはチームを組んで、友達や仲間と一緒にこの作業をすることをおススメします。
なぜなら、個人で仕事をするということはなおさら高いコミュニケーショ能力が必要不可欠だからです。
取引先と仕事をする上で、お互いのために傷つけずに言うべきことを言ったり、円滑なコミュニケーションをとることは絶対に必要です。
その時のためにもまずは身内間で泥臭いコミュニケーションをとっておくと、あの経験があるから伝え方を工夫しようなど経験則で動けます。
一番最初は大体5人~10人ほどのコアメンバーで
話し合うのがベストです。
ここで議論が白熱するので、コミュニケーション能力の磨きどころです。
どうしたらイメージがちゃんと伝わるのか、伝えたいことがそのまま伝わるのか、相手の言っていることは自分が受け取っていることと一致しているかどうか。
細かく細かく擦り合わせていきます。
そこからほかのメンバーに共有。
ここでもコミュニケーションがキーですね。
コアメンバーと他のメンバーでは意識が若干違うことも多いので、受け取りやすいように伝えたり、そもそもそれぞれの意識の程度はどこにあるのかを話して見極めたり。
全員が気持ちよくミーティングができて、いざとなった時に一斉に走り出せるのでベストなので、そのために自分はどうふるまったらいいのか。
文字でみると大変そうに聞こえるかもしれませんが、実際やってみると非常に楽しいです。
なぜならいいものをつくろうという意識があるか
ら。
その価値観さえ合っていれば、どれだけ喧嘩腰にな
ろうと意見がすれ違おうと、ちゃんと「でもいいものをつくりたいしな」というところに戻るので、深刻になりません。
なので安心してとりかかってください。
SNSが大人気のこの令和の時代でも、ブランディングは意外ととてもアナログなんですね。